第２３７話 ページ13
「…初めての感覚だ」
KILLER「何がだ？」
「俺とガスターの世界にはコアが存在しないんだよな」
不思議そうにコアから発せられる温かみを感じる為に腰を屈め、地面へと手を添えた。
そんなAを数秒程、見つめた後にフードを乱暴に掴むとショートカットをし、光線で空いた穴の上へと移動。
KILLER「感傷に浸らせるかよッ！！」
「やるなら一声、掛けられないのが多いな…」
困ったように笑った瞬間に、再びショートカットにて移動。
何度かのショートカットを行った後、Aは地面へと項垂れる。
「…あ〜、こういうのを酔うって言うのか…？」
_/Gaster〔ちかみち酔いと言うのかな？〕
「さ、さあな…？」
KILLER「早く立てよ！ チッ…」
苛つきを表す様に靴底を地面へと叩き付けて、Aを睨み付けた。
酔いが覚めた頃、立ち上がり周囲を確認。
青色で構成された不気味な建物に、先までは酔いで感じなかったが今すぐにでも脱水症状が起きそうな程の熱さが放出されている。
「これが、コアか」
KILLER「見てみろよ」
と、肩を組まれ、不気味な建物に通じる橋の下を見せられるとそこにはマグマが煮えたぎっていた。
「な、これは熱いワケ…だな…」
KILLER「EXP、一回落ちてみろよ！ あのマグマに向かって！」
「丁寧に断るな」
組まれた肩を離し、建物の方へと歩く中でその床を見る。
(…ここも、塵だらけだな…)
_/Gaster〔地上にも塵があったから、Genocideってわけでは無いみたいだね〕
(そうだな…)
建物に入ったところで、ふと、そこでAは歩みを止めた。
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ユーキ(プロフ) - ぬこさん» コメント、ありがとうございます！ 読んでいただき、ありがとうございます！ 励みになります！ (2023年2月11日 10時) (
レス) id: 8f1e927a9c (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - 最近やっと追い付きました！こっそり応援してます！！ (2023年2月11日 3時) (レス) @page32 id: c2e210ac96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユーキ | 作成日時：2023年1月26日 21時
