初恋日記2【片寄涼太】

超能力 ページ7

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サヤちゃんと応援に向かうと

青団は今のところぶっちぎりの1位

なんだけど、赤団の勢いが物凄い

追いつかれませんように

…なんて願いも虚しく青団は2位になってしまった

そんな中でバトンは玲於くんの手へと渡る

必死で玲於くんは赤団に食いついてるけど

なかなか届かない


A｢玲於くん！追い越せー！｣

サヤ｢佐野ファイトー！｣


あとすこし、

…なのに追いつけない

そして次は片寄くんに渡る


サヤ｢赤、バトン落とさんかな｣

A｢うわ、サヤちゃん性格悪い〜｣

ｱﾅｳﾝｽ｢おっと、ここで赤団のバトンが落ちました｣

Aサヤ｢｢え、｣｣

ｱﾅｳﾝｽ｢このチャンスを拾った青団がリードします｣

Aサヤ｢｢嘘でしょ笑｣｣

A｢え、1位だよ｣

サヤ｢うん、1位だね｣


パンっ！


ｱﾅｳﾝｽ｢只今の結果は、1位…青団｣

青｢おぉぉぉぉぉぉー！｣

A｢え、サヤちゃん超能力持ってるの？｣

サヤ｢うん、そうなのかもしれない｣

Aサヤ｢｢…凄いね｣｣


片寄｢見たー？かっこいい俺！｣

玲於｢え？固まってるよこの2人｣


おーいってふたりが目の前でぶんぶん手を振ってる


A｢…超能力｣

玲於｢え？｣

A｢サヤちゃん、超能力、持ってるかも｣

玲於｢は？｣

サヤ｢私が赤団バトン落とさんかなって言ったら落とした｣

玲於｢え、やば｣

片寄｢じゃあ、俺の勇姿は？｣

Aサヤ｢｢驚きすぎて見てない｣｣

片寄｢ええー｣


捨てられた子犬みたいにしゅんとしてる片寄くん

可愛い

本当は見てたなんて、言いません

だけど、すごくかっこよかったです



そして、サヤちゃんの凄い能力に気づけました

＊えのき(必読)→←感謝

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