初恋日記2【片寄涼太】

同盟 ページ25

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サヤ｢正直に、｣


正直って


玲於｢嫌に決まってんじゃん、｣
｢俺の方が絶対早く好きになってんのに、なんで涼太なんだよって思う｣
｢けど、もう勝ち目ないからお似合いだって言い聞かせてる｣

サヤ｢そっか、｣
｢でも正直ほんとにお似合いだよね｣

玲於｢涼太かっこいいし、｣

サヤ｢Aかわいいし、｣
｢けど、片寄はさ実際どう思ってるの？｣

玲於｢…言っていいの？｣

サヤ｢あーもうその一言で察した｣

玲於｢あ、ごめん｣

サヤ｢まぁいいや、言って？｣

玲於｢涼太もAの事好きって｣

サヤ｢そっか、｣


そう呟いたサヤちゃんは俺の横から居なくなった

あれ？って振り返ると

涙を必死に堪えてるサヤちゃん


サヤ｢ばかたよせ〜！｣


そう叫ぶサヤちゃん

うるせえよ(笑)ちらちらこっち見てる奴いるし


玲於｢うるさい｣

サヤ｢佐野も言ってみ？スッキリするよ｣

玲於｢あほA〜！｣


ほんと、思ったよりスッキリするかも

横を見るとこっちを見てたサヤちゃんと目が合う

よし、ラスト


玲於サヤ｢｢大好きなんだよ(だ)〜｣｣


重なった、2人目を合わせて微笑む


サヤ｢よし、佐野同盟組も！｣


涙堪えてる叫んでたと思えば同盟って


玲於｢いやいきなり何｣

サヤ｢好きな人に好きな人がいても諦めない同盟！｣
｢友達の恋を全力で応援する同盟！｣

玲於｢それ、乗った｣


そう言ってハイタッチする

佐野玲於、サヤちゃんと同盟を組みました

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