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...
あれから五条先輩は爆弾を落とすことなく、硝子先輩が飲んでいた日本酒をほんの少し舐めた程度でへべれけに酔っ払ったので解散することになった。
「五条は私がタクシーで送っとくから。」
『ありがとうございます。』
「Aはどうする?一緒にタクシー乗ってく?」
『うーん、私は歩いて…』
「送っていきます。」
聞き馴染んだ低い声が私の耳に届いた。
「…そっか。じゃあ七海、Aを頼んだ。」
「分かりました。お気をつけて。」
そう言って硝子先輩と五条先輩を乗せたタクシーが走り出した。
『七海。私1人でも帰れるよ?』
「結構酔ってますよね。」
『いや、まだ全然飲める。』
「なら2軒目付き合ってください。」
『え…』
「貴女と2人で話がしたい。」
青緑の瞳が私を見つめる。
あ、やっと目合わせれたかも。
私はコクンと1回頷いた。
...
「五条、あれわざとだろ?」
「何が?」
「七海の前でAが高専に寄り付かなくなったこと言ったの。」
「だぁーってお互い未練タラタラで見ててこっちがもどかしいし。」
「…はぁ。」
「いい方向に行くと思うよ?僕は。」
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森 - ああもうなんなん!?好きすぎるんやけどホンマに‼(逆ギレ) (2022年2月1日 23時) (レス) @page12 id: d826e852a9 (このIDを非表示/違反報告)
emma(プロフ) - Ronnyさん» Ronnyさま、コメントありがとうございます。とっても嬉しいですありがとうございます(TT)またちょくちょく書いていきたいと思いますので、その時に覗いていただけたら嬉しいです! (2021年3月5日 19時) (レス) id: 83ec74c2f0 (このIDを非表示/違反報告)
Ronny(プロフ) - あぁああああ好きです好きです!!!お気に入り登録しました!更新頑張って下さい! (2021年3月5日 19時) (レス) id: d499d51969 (このIDを非表示/違反報告)
emma(プロフ) - 東雲さん» 東雲さま、はじめまして。コメントありがとうございます。とっても嬉しいです、励みになります(TT)ご期待に添えるよう、頑張ります!! (2021年3月5日 18時) (レス) id: 83ec74c2f0 (このIDを非表示/違反報告)
東雲 - はじめまして!最高です、とても面白いです。続きを楽しみにしてますね! (2021年3月5日 18時) (レス) id: ea3b01b8d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:emma | 作成日時:2021年3月4日 23時