Knights ページ4
『…ユニット練習でも見に行ってみよ』
ふと思い立った私は早速防音室に向かう。
Knightsは防音室で練習しているとレオから聞いた。
「いつでも見に来てくれよな♪」
と笑顔…営業スマイルとともに。
「あんず〜!疲れた!」
「はいはい、お疲れ様」
ちょうど一区切りついたところだったのだろう。
レオは「疲れた」と言ってプロデューサーのあんずちゃんに甘えに行く。
私には決して甘えないのに。
…醜いなぁ、嫉妬なんて。
片思いなのにまるで両思いみたいに嫉妬して。
「お、A!うっちゅ〜☆練習見に来てくれたのか!ありがとな♪」
あんずちゃんの近くにいるというのに私に気付いてくれたレオ。
しかしレオはお礼を言うとすぐ視線をあんずちゃんに戻した。
…勘違いしちゃうからやめて欲しい。
私に気付いてくれるなんて事。
もしかしたら、ひょっとしたら
そう思っちゃうからもう関わらないでよ、レオ
とはいえ私はレオを見ないと辛いのだ。
天邪鬼で面倒くさい女だな、私って。
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夕波千鳥(プロフ) - 本当に、お待たせしてすみませんでした。ようやく続き作れました(いつの間にか完結してました...)応援ありがとうございます!! (2017年8月24日 1時) (レス) id: a4b1727e74 (このIDを非表示/違反報告)
マーヤ - 面白いですね、続き待ってす!! (2017年7月2日 1時) (レス) id: 4e6463cd9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夕波千鳥 | 作成日時:2017年6月21日 2時