２ー１４ ページ14
紫耀「さっきあいつらから聞いたよ。なんで
Aちゃんが男性恐怖症なの知ってて
こんなことしたの？この前自分で言ってたじゃん、
Aちゃんは最近男性恐怖症が酷くなってるから
話しかけるのやめた方がいい、花火も無理して
一緒に見ようとしてるから断った方がいいって」
『え…？』
桜井さん紫耀君にそんなこと言ってたの？
桜井「…あのとき言ったことは全部嘘だよ、(笑)」
紫耀「なんであんな嘘ついたんだよ！」
桜井「っ、だって気に入らなかったんだもん！！」
『…』
正直2人がなんの話してるか分かんないし、
シンプルに2人とも声がでかいのでビビる。
…てか、彩音本当に遅くない？？？
桜井「今まで男子にビクビクしてたくせに
最近紫耀君と仲良さそうに喋ってるし
しかもあの学年の顔面国宝の永瀬廉とか
イケかわで有名の�盒恭た佑箸盍悗錣�
持ってるし、」
…え、ん？
廉君って顔面国宝って呼ばれてんの…？
海人君ってイケかわで有名なの…？
紫耀「顔面国宝…？イケかわ…？」
ああ、紫耀君が頭にたくさんハテナを浮かべてる。
桜井「っと、とにかく！男性恐怖症のくせに
男と仲良さそうにしてたから気に食わなかった
だけ。だから少し意地悪しちゃおって
思ったの。Aちゃんごめんね？？
こんなことしちゃって」
『えっ…』
桜井さんがとびきりの笑顔で私に謝ってきた。
すぐ分かる。絶対演技だこの笑顔は。
桜井「だからもうこの話はおしまい！
早く戻って学祭の準備の続きしよ？」
そう言って桜井さんは紫耀君の腕を引っ張った。
だけど、紫耀君はその場から動かない。
桜井「ちょ、紫耀？行こ？」
紫耀「ちゃんと謝って。Aちゃんに」
『！』
桜井「え、」
紫耀「菜奈はさっきAちゃんがどれだけ
怖くて怯えてたか分かってないでしょ。」
紫耀君…。
桜井「だからそれは…ほんとに、ごめんって」
バツが悪そうに桜井さんは紫耀君から顔を背けた。
紫耀「それに、俺の大事な友達を傷つける人と
もう一緒に学祭の準備なんてできない。」
『…！』
桜井「なっ……もうッいいよ！！」
桜井さんは今にも泣きそうな顔をして教室から
走って出ていった。
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FMY(プロフ) - どうか廉くんの気持ちが伝わってうまく二人が付き合ってくれます様に…(＞▽＜) (2020年6月14日 22時) (
レス) id: 30adcd1cae (このIDを非表示/違反報告)
yuuui(プロフ) - 彩音ちゃんと廉くん想いが通じますように！ (2020年3月15日 10時) (レス) id: ac4a8ef0a3 (このIDを非表示/違反報告)
りのん(プロフ) - yuuuiさん» コメントありがとうございます！そんなふうに言っていただけて本当に嬉しいです(; ;)小説を書くモチベになります！これからも更新頑張りますので小説の続きもよろしくお願いします！ (2020年2月10日 18時) (レス) id: c27560b7dc (このIDを非表示/違反報告)
りのん(プロフ) - かいとんさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけてなによりです(; ;)まだまだ未熟な文ですが少しずつ更新していくので楽しみにしていてください！ (2020年2月10日 18時) (レス) id: c27560b7dc (このIDを非表示/違反報告)
yuuui(プロフ) - 初コメント失礼します。ほんわかしてて可愛いお話しで一気にトリコになりました。お友達の彩音ちゃんたちも気になり…今後の展開が楽しみです。更新頑張ってください。 (2020年2月9日 20時) (レス) id: ac4a8ef0a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りのん | 作成日時：2019年10月12日 17時
