チートさんはホラーゲームの世界へ行きます【バイオハザード】 (ページ21)

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シェリーの容態ページ21

ゲートを開くとシェリーが倒れていた

夜未「シェリー!!」

俺は駆け寄りシェリーを抱き起こす

シェリー「ゲホゲホ···！
···お兄さん···？」

夜未「迎えに来たぞ···もう大丈夫だ」

シェリー「お兄さん···苦しい···」

シェリーの左目にウイルスの反応が出ている

夜未「シェリー···目が···!!」

『アナタ達、何してるの!?』

この声は···
アネット・バーキン···!!

夜未「シェリーを助けに来た！
アンタは？
シェリーの母親か？」

『···シェリーは感染してるわ
もう、助からない···』

夜未「っ···!!
諦めるなよ!!
まだ方法があるはずだ！
アンタの娘だろ!?
娘の事を諦めるな！
助けたくねぇのかよ!?」

クレア「夜未···」

シェリー「お兄さん···」

『···研究所なら···治療薬が作れるかもしれない···
ここからそう遠くないわ』

夜未「···分かった
そこで落ち合おう
約束する···俺がアンタらを助けてやる!!」

『···シェリー···
アナタを愛してるわ···
さようなら···』

監視カメラの機能を停止したのが見て分かった

俺はシェリーをお姫様抱っこしてここに来る途中で見つけたケーブルカーに向かう

ケーブルカーに乗り込むと俺はクレアにシェリーを渡してケーブルカーを操作する

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ···

ケーブルカーが動き
俺はクレアからシェリー受け取り

抱き締めながら頭を撫でて言葉をかける

夜未「シェリー···もう少しだからな？
頑張れるか？」

シェリー「···うん···頑張る···」

クレア「シェリー···安心して、アタシ達が着いてるわ」

クレアは自身のジャケットを脱ぎシェリーに着せる

シェリー「···ありがとう···クレア···
お兄さん···」

俺は優しくシェリーの頭を撫でる
絶対に···救ってみせるからな