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あの後、自室に戻ったり、ゲームをしたりと各自自由に過ごしている。
私は、ななもりさんに誘われ夕食をご一緒することになった。
只今、特にすることもないので暇である。
何かすることはないかとあたりを見回すと、キッチンに立つななもりさんに目が止まる。
『あの、何か手伝えることはありませんか?』
「あー…大丈夫かな、もうすぐできるから!座って待ってて」
『でも・・・』
「本当に大丈夫だから、気持ちだけでも嬉しいよ」
そう言われてしまったので大人しく戻ることにする
「あっ!それじゃあ、さとみくん呼んできてもらえる?多分自室にいると思うから」
『はい!』
「それじゃあ、お願いね」
早速、呼びに行こうとすると、“あ”と呼び止まれる。
「あと、気をつけてね?」
-----------キリトリ線------------
「気をつけてね?」
どういう意味なんだろう…
うーん・・・考えてもどういう意味なのかはわからない…
気づけば、さとみさんの部屋の前に着いていた。
コンコン
『西宮です、さとみさん、もうすぐ夕食の準備が出来るそうですので下に降り「入って」・・・っえ?』
入って?
言われたまま、部屋へ入る。
『失礼します…』
パシッ
手首を掴まれる・・・
えっ…!
一瞬なにが起こったのかわからなかった
気がついたら
さとみさんの腕の中にいた
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作者名:のような | 作成日時:2019年7月31日 17時