第三十七話 バー ページ45
＊
胸に手を当ててホッコリしたように
恋を自覚する鐵腸さん、私はというと二回目の
恋愛相談に溜息をついていた
その後名古屋を見回りという名の観光をしたら
あっという間に時間が過ぎて行った、本当は夢主と
周りたかっただろうが仕方ない、その後電車に乗って
横浜に帰った後、私は報告書を書いて更衣室で自分の
服に着替えて帰った。
夢主はモテる、私とは違い愛嬌がありそれに見合う容姿
に小さくて守ってあげたくなるような背
鈴を転がしたような明るくて可愛い声、
性格も聖母の様に優しく、正義を真っ当する
それに対して私は顔はいいが愛嬌はないし目もキツい、
いつものハイヒールを履けば普通の男の人よりも高いし
ヒールを含んで身長はざっと180一寸はある
声は凍てつくような刺さるような声で性格も普通
こんな違い並べたってどうにもならないのになと
判っていても比べてしまう私自身に嘲笑する
私はいきつけのバーに入る一年前に気まぐれで入り、
今ではすっかり常連になってしまったバーだ
薄暗い店の照明がレトロな雰囲気を出している
私は1番奥のカウンター席に座りマスターに
いつものお酒とおつまみを頼んだ、そして小さく
息を吸い、口を開く
『今日本当に最悪だったんだけど』
「今回はどうされたんですか?」
私はこのバーの常連の理由、それはマスターが
聞き上手だから、ここのマスターは私の話にも
耳を傾け、愚痴を聞いてくれている
『…軍の上官に恋愛相談された』
「それはそれは、さぞお心が痛みましたでしょうに」
『ほんっとそれ、しかもその好きな人が
この前話した子』
躑躅森さんは普通ならぶりっ子の様に思われても
仕方ないくらいの立場なのだが、持ち前の見た目と
マッチして反感を買わない、愛され系逆ハー夢主なのだ
『鈍感だから他の人の好意にも気づかないし
だからアタックされても全然気づかないの
その度恋愛相談されるし』
推しから恋愛相談と逆ハー見せつけられてる
こっちの身にもなれ、こんちくしょう!
と小梅◯夫並みの勢いで言い、お酒を飲み干す
するとマスターからベルモントを差し出された
「彼方のお客様からです」
そう言ってマスターは私から見て右を示した
お酒にも酒言葉というものがある、
その中でベルモントの酒言葉は“優しい慰め”
一体誰が私を慰めるというのか、
私はそう思いマスターに指し示された方向を見た
＊
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みぃみゅ(プロフ) - レベさん» 素敵なイラストありがとうございます!!とても嬉しいです!しかもピースにウインクがとても可愛いです!隣に清水大尉と書いてあるのも素敵です本当にありがとうございます (11月16日 22時) (
レス) id: 8fcc80a240 (このIDを非表示/違反報告)
ルヤン - こういう系統の作品初めて見ました！とっても面白かったです！頭良くて顔も可愛くてスタイル抜群で胸もデカい、その上異能も強くて料理上手なのに自分がモテる自覚が無い夢主(仮)は私も普通にイタいと思います。夢小説あるあるはヒロインに辛い過去があるという点です (10月12日 0時) (レス) @page43 id: ad9ddd5846 (このIDを非表示/違反報告)
柚 - ふわぁぁぁ〜‼︎主人公のイラストがかわいいっっ‼︎ (9月3日 15時) (レス) @page49 id: b29d77ae47 (このIDを非表示/違反報告)
密ひっちゃん(プロフ) - ｸﾞｯｯ清水さんがかわちい… (9月2日 22時) (レス) @page49 id: e5b5f4c765 (このIDを非表示/違反報告)
レベ - https://object-storage.tyo1.conoha.io/v1/nc_dce4fe5fed964471a82788e7bb8f2386/drawtalk/illusts/21480/190966.png←清水ちゃんのイメ画です！これからも頑張ってください！ (9月2日 9時) (レス) id: ea3111d08d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃみゅ | 作成日時：2023年8月7日 0時
