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『どちら様ですか』 ページ10

乱歩side

「んーとね、僕の推理によると……誘拐、かな?」

「……ポートマフィアですか?」

太宰が僕に視線を移した

「ううん、違う。……異能力者だねー。Aのストーカーみたい。」

「ストーカー……そうですか。」

そう云いながらドアに向かっている

「探しに行くの?」

「……真逆?入水に行くだけですよ」


──パタン

──────────
太宰side

全く、Aは何処へ行ったのだ?

誘拐から約六時間。

「何処に居るのだい……彼の子は───」

その時だった。私の視界に彼女が飛び込んできたのは……

「ッ!全く、何処に居たのかい?──」

『だっ、誰!?』

Aの手を掴もうとしたが拒まれる。

────Aは真っ青になって居る。

「誰って……皆心配しているのだよ?そんな冗談止め給え」

……この表情…冗談では、無いのか?

『え?あ、御免なさい……私、忘れてしまってるみたいで……』

……異能で忘れてしまってるのか?否、きっと──


「おにーさん、退いてくれる?」


『ち、知夜樹様ッ!』

──ちやき……知夜樹 三鶴。

確か……人を思い通りに操る異能力。

「知夜樹 三鶴くん?だっけ。早速だけど、Aちゃんを返してもら───は?」

云っている途中で知夜樹はAに手を回し

接吻をする。

『……?どうされましたか?』

「おにーさん、帰ってくれるかな?……邪魔だよ。」



何故かは判らない。知夜樹に猛烈な殺意と吐き気を覚えた。

が、
私はそのまま帰った。

『もしもし』→←『嘘でしょう……?』



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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 太宰治 , 文スト   
作品ジャンル:恋愛
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儚樺 - satukiさん» ご指摘有難うございます!直させて頂きました (2020年4月29日 9時) (レス) id: 462f296d89 (このIDを非表示/違反報告)
satuki - 少々失礼いたします。「…素敵なプレゼント…」の回、太宰さんの字が大宰になっていますよ。 (2020年4月20日 16時) (レス) id: 510c725c70 (このIDを非表示/違反報告)
儚樺 - 詩音さん» ありがとうございます!リクエスト、承りました!此からも宜しくお願いします! (2019年9月2日 0時) (レス) id: 462f296d89 (このIDを非表示/違反報告)
詩音 - とても面白いです!リクエスト良いですか?旅行なんてどうでしょう? (2019年8月31日 15時) (レス) id: f1e2c757ec (このIDを非表示/違反報告)
儚樺 - 七瀬漣さん» そんな事有りませんよw逆に文才分けて下さい((殴 (2019年8月27日 7時) (レス) id: 462f296d89 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:儚樺 | 作成日時:2019年8月13日 16時

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