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プロローグ ページ3

場所:博麗神社


盾「暇だねー」
蝶「……」
博麗神社の縁側で二人の人間…雑面で顔を隠し、遺影を持っている亡霊と、蝶の羽を生やし、こんなに暑い日なのにマフラーを着用した神様が日向ぼっこをしていた。

霊「アンタら…暇なら掃き掃除手伝いなさいよ」
盾「それはやだ」
蝶「……」

霊夢が掃き掃除の手伝いを頼むと、盾はだらけきった声を漏らし、虚蝶は首肯して起き上がって近くにあった箒を手に取った。


盾「虚蝶は偉いね。私だったら絶対にやらないよ」
蝶「蛻・縺ォ窶ヲ蛛峨¥縺ェ縺(別に…偉くないよ)

虚蝶が何かを呟くと、ザーザーと人によっては不快感を覚えるノイズ音が聞こえる。
盾は“そんなことないよ”と言った。どうやら盾には何を言っているのかが伝わるらしい。


暫く掃き掃除をしていると、虚蝶は急に箒を動かしていた手を止めて箒を何もない所に突きつける。

蝶「………」
虚蝶は何もない所を睨みつける。暫くするとなにもない空間から裂け目のようなものが現れて、その裂け目が大きく開いた。


紫「相変わらず警戒心が高いわね。もう少し警戒心を緩めたらどうかしら?」
蝶「…………」

虚蝶は暫く睨みつけた後、ゆっくりと箒を下ろす。
そして縁側で寝そうにしていた盾の頭を軽く叩くと、盾は眠そうな顔をしながら目を擦る。



盾「…ぅん?どうしたの?」
蝶「邏ォ縺後>繧九h縲∝ッセ蠢懊@縺ヲ(紫がいるよ、対応して)
虚蝶は二人を見てクスクスと綺麗に笑っている紫に指を指した。

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作者名:RST×密氷 x他1人 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2021年4月13日 18時

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