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がたがたと揺れ動く 汽車から覗く賑やかな街の景色を見て、目を細める。
「此処とも暫くお別れだね。」
ぽつりと呟けば、膝の上で丸まっていた鴉が窓枠にぴょんと飛び乗った。
「疲レタダロウ。俺ガ起キトイテヤルカラ、オ前ハ寝テモイイゾ。駅ニ到着スル前ニオ前ヲツツイテヤルヨ。」
「優しいねぇ。それじゃあ言葉に甘えて少し寝ようかな。」
汽車に乗るのが初めてなのだろうか。何処か遠くで聞こえる子供達の歓声も、子守唄のようで心地好い。眠気に身を任せ、ゆっくりと目を閉じる。
とても懐かしい夢が、見られるような気がした。
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過去編が始まります。
頭を空っぽにして御覧下さい。
【追加の注意事項】
※鬼の生態に関する捏造があります。
オリジナルキャラクターが多数登場します。“聞”に随時載せていきますので、そちらの方で御確認下さい。
↓裏話を随時公開中
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@LVY1022執筆状態:続編あり(更新停止)
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りも - 誕生日が一緒で嬉しい!! (2020年1月2日 13時) (レス) id: 25d831dc40 (このIDを非表示/違反報告)
酸漿(プロフ) - Mさん» 有り難うございます。続編に移行したので、読んで下さるととても嬉しいです。 (2019年12月29日 0時) (レス) id: 511b02f073 (このIDを非表示/違反報告)
酸漿(プロフ) - さいなしさん» 私も猗窩座さんが大好きです。もし宜しければ、これからも宜しくお願いします。 (2019年12月29日 0時) (レス) id: 511b02f073 (このIDを非表示/違反報告)
M - いつもドキドキしながら読んでます!投稿頑張って下さい!! (2019年12月14日 21時) (レス) id: e829fc57fc (このIDを非表示/違反報告)
さいなし(プロフ) - おもしろいです!展開楽しみ。猗窩座好き (2019年12月12日 0時) (レス) id: 23dc9dce1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:酸漿 | 作成日時:2019年10月20日 21時