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第26夜 ページ28

僕が落ち着いて?から、ユニーク魔法の話となった。




僕自身ユニーク魔法は持っているため言われなくてもわかるが、ユウは魔力を持たない人間。
しかもグリムやエーデュースも魔法の知識は浅い。

知らなくても仕方ないだろう。








……え??僕のユニーク魔法???



まぁ、それは必要になった時に教えるよ。



そんな大した魔法じゃないんだけどね。




「リドルくんのユニーク魔法は《他人の魔法を一定時間封じるできる魔法》


その名も……




首をはねろ!(オフ・ウィズ・ユアヘッド)




「ひぇっ名前がもう怖ぇーのだ!」



その名を聞いてグリムが震えあがる。




「魔法士にとっては魔法を封じられるのって首を失うのと同じくらいイタイからね〜。

ってなわけで、寮内ではリドルくんのルールには逆らわない方がいいよ」



「まぁ逆にルールにさえ従っていればリドル寮長も怖くないってことだ。」




なるほどなぁ……ハーツラビュルは大変だ……。




「大変ってもんじゃねぇよまったく……」



僕が心の中で言ったつもりの言葉に反応したエース。




『あれ??、』



「声に出ていたぞ」



『まじか』



デュースに言われたが、気づかなかった。





ふと時計を見ると授業開始の10分前。





それに気づいた僕はガタッと立ち上がった。



「「「「!?!?」」」」



「えっと??A?どうしたの??」



『やばい、次飛行術の授業だ、着替えなきゃ』


「そうだったの!?食器は私たちが片しとくから大丈夫だよ」



だいぶ慌ててるのでほんとにありがたい。



『ユウありがとう!!ごめん、話はまた今度!!』




じゃ!!!とみんなに手を振ると僕は一目散に教室へと向かった。



















「あれ?Aチャン?」


『あ!エペルくん!!』


教室で体操着を持ってまだ着替えていなかったエペルくんがいた。



「まだ行ってなかったんだね、これから着替えようとしてて…」



『あはは、僕さっきまで忘れててさー!危ない危ないw』



あははーと軽く頬をかきながらそう言う。



『あ、そーだ!着替え終わったら一緒に行かない?』


「本当!?もちろん行くべ!!」



すぐ着替えてくる!!という彼と別れ、私もトイレへと向かった。














着替えて教室に戻るとエペルくんも着替え終わっていたようで、既に準備はしていた。


「行こっさ!!」


そう言うと僕の手を引いてグランドへと向かった。

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いちご - とっても面白いですね!あの、ジェイドがモストララウンジで待ってますのところがもすトロラウンジになってます (2021年7月5日 18時) (レス) id: 9456969f10 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃唐綿-ルリトウワタ-(プロフ) - ザクロさん» ザクロさんありがとうございます!!頑張ります!!!! (2020年4月30日 13時) (レス) id: 9ef8fa1231 (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ - 更新頑張ってください!続き楽しみにしています! (2020年4月29日 18時) (レス) id: 2d5813c050 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑠璃唐綿 | 作成日時:2020年3月29日 15時

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