おにいの寮はハーツラビュル、そして私は……？？

第21夜 ページ23

『え、可愛いの？会いたい！』


「いいよー今度連れてくね

他は？興味あるなら紹介するけど、お見合いパーティーとかセッティングしよっか？」


「いや、いらねーっす！！
ロザリアちゃん、可愛くても平面なんでしょ！？」



んな事エースが言うもんだから、つい……



『「イケてるなら平面でもいいじゃん」』


と、おにいと被った。


「あ、やっぱりAもそう思うよね！

まぁポムフィオーレは顔面偏差値＆美容意識ハンパない連中ってことで。
寮長もフォロワー数500万人いるマジカメグラマーだよ」


凄いよねー！とおにいは笑った。


「おいおい、顔面偏差値だけで話をまとめるな。

ポムフィオーレ寮は魔法薬学や呪学が優秀な生徒が多いのも特徴だ」


「あはは、そーでした」


"呪学なんてあるんだ…エペルくんの先輩に聞いてみよっかなぁー"

ちょこっと興味が湧いたので先輩や先生に聞いてみようかなと心に決めた。



「んで、イグニハイド寮だけど……
青と黒の腕章のやつ。この辺には座ってないな…

あそこの寮、なんかみんなガード硬くてオレも友達居ないんだよね」


そう言いながら辺りを見回すおにい。

僕もキョロキョロしてみたが周りにはおらず、そのかわり(？)ラギー先輩の姿が見えたので、立ち上がって叫んだ。




『あ！！ラギーせんぱーーい！！！』




僕の声に気づいた先輩は一瞬びっくりした顔をみせてから、ニシシｯと笑って手を振り返してくれた。


「あれは誰なの？？」


首をかしげながら聞いてくるユウに、椅子に座り直してから"僕の寮の先輩だよ"と伝えた。



「ああ…だから耳のカチューシャを……」

なんてぼそりと言ってたけど、あれ本物っぽかったんだよねw
動いてたし。

今度触らせてもらおっと！！



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占ツク用のTwitter作ったので、もし良ければフォローお願いします！
小説の説明部分の最後にも書いておきました…！

@ruriruri_uranai

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テンプレもお借りして書かせていただきました！
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