私は愛を知りません。(Tomohiro･k) (ページ3)

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2話ページ3

スマホ｢何百回だって伝えるよ｢何万回だって君が好き｣｣

8時。大好きな曲と共に起きる。

友達が貸してくれた誰かのCDに入っててハマった曲なんだけどね。
その人達の曲これしか知らないしw

寝癖をテキトーに直して軽くメイクをして大学に行く。

朝陽(あさひ)｢A～おはよっ！！！｣

｢おぉぉぉびっくりした…アサヒおはよ。｣

朝陽｢Aまた寝てないでしょ？またバイト？｣

｢まぁね｣

朝陽は高校からの仲で唯一信頼してる人と言っても過言ではない。

朝陽｢てか、Aって、いつも現代の花魁みたいな服装してるよね？｣

｢そうかな…？てか、花魁てw｣

肩出しのTシャツにGパン生地の短パンにサンダルだから普通のはずなんだけどな。

朝陽｢てか！講義始まる！はやく！｣

｢うん｣

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16時

朝陽｢久しぶりにAと遊べて楽しかった！またね！｣

｢うん。また。｣

次のバイトは16時半からか…
まぁ今日は風俗の仕事ないからいいけど

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カフェ

｢お疲れ様でーす｣

バイトリーダー｢あ！Aちゃん、いい所に来てくれたよ～｣

｢どうされたんですか？｣

バイトリーダー｢今日ね、テレビの取材が来るんだけど、店長がインフルエンザになっちゃって、バイトのみんなは今日夏祭りだからって休み取ってる子しかいなくて、僕も大学あるから、帰らなきゃいけないんだ…だから、店長とか僕の代わりに接客してくれない？｣

｢あー、いいですよ。｣

バイトリーダー｢ホントに？！ありがとう！じゃあ、テレビの方たち17時には来るらしいからそれまでにコーヒー2つと紅茶2つとチーズケーキとショートケーキとガトーショコラとアップルパイ用意しといて！｣

｢了解です｣

ここからが、私の運命の転機だった。