【文豪ストレイドッグス】敦の姉はポートマフィアの一員で……

３１話 ページ33

あれ………貴女side


『ﾀﾋねﾀﾋねﾀﾋねﾀﾋねﾀﾋねﾀﾋね(次どこ行く?太宰♡)』


太「心の声が丸見えなんだけど(次はねぇあの店入ってみる?)」


帰ってﾀﾋにたい


何をしているかと言うと


デェトですよクソ


しかも恋人繋ぎまでしちゃってるし(太宰が強制)


何より…


女Ａ「ねぇ見てあの２人!!」


女Ｂ「わ、凄い美男美女」


女Ｃ「いいなぁ」


太宰(此奴)と居るとちょー目立つ


太「私達注目の的だね」


『100％太宰のせい』


太「HAHAHA☆」


こんな皮肉を言いまくっているけど顔は営業スマイルなんだよ私凄い


取り敢えずムカつくので握っている手を潰す勢いで握り返しておいた


----------------------------------


……………


やばい


なんか楽しいぞ(?)


クレープ屋や、服屋に行って色々買ったんだけど


意外と……


太「Aちゃん、頬にクリーム付いてるよ」


『………』


とか言って取ってくれたし


太「Aちゃんは此方」


『………うん』


とか言って車道じゃない方に手を引いてくれたりとまぁ色々


急に態度がコロッと変わるから吃驚した私と少しときめいてしまった私がいる


何なんだぁぁぁ


太「……」


----------------------------------


一通り店を回って私達は橋の上のベンチに座っていた


もうすぐ黄昏時


喉乾いたなぁ


太「これいる？」


『貴方はエスパーか何かかな？』


心の中身をドンピシャに当てられた私は太宰の持っていたペットボトルを受け取る


お茶



うっまい



太「あ、関節キスしちゃったね♡」


『うん一々要らない♡』

３２話→←３０話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す