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57.はじめまして ページ8

タッタッタ。

ゆっくりと歩いていたせいで、このままだと間に合わないという衝撃の事実が発覚した。
だから小走りで待ち合わせ場所に向かう。




「ごめん、おまたせ…」

ようやく到着。
2人して肩で息をしながら汗を拭う。
振袖で小走りはキツいっス…。

「大丈夫?走ったの?ゆっくりでも良かったのに」

ぴーさんはそんな私達を見て、優しく言ってくれた。
それにつわがそういう訳にもいかないと返していた。

一方、私はというと。

バッと顔を上げる。
するとそこには、キヨ____ではなく見知らぬお方。
ついわかりやすく頭に?を浮かべてしまう。
その人はそれに気付いたようで、ペコリと小さくお辞儀してくれた。
私も同じくらい小さく返す。

「それ、なに」

その人のすぐ横にキヨがいた。
背が高いキヨはドーンと仁王立ちで、私を睨んでいた。
…いや、詳しく言うなら私の手を、だ。
その手はつわと繋がってる。

「えっ、と。走るの辛かったから支えてもらってて…。そっそんなことよりキヨ!久しぶり!!」

キヨに会えた…!
その嬉しさが勝って、正直ほかに何も考えられない。
パアアアアと顔を明るくする私。
ムスッとしたまま小声で返事するキヨ。
なにこの温度差。
風邪引くわ。

「……気にしてるの俺だけかよ…」

「ん?何か言った?」

「なんでもない」

そう。と返すとまたキヨの隣の人と目が合った。
この人かな?
つわとぴーさんが言ってたもう一人って。
だったら仲良くしないとね!
満面の笑みで握手を求めた。

「はじめまして!Aっていいます」

「…はじめまして。レトルトです」

ぎこちなく手を握り返してくれるレトルトさん。
なんかかわいい。
初対面とは思えない、親近感…?
仲良くなれそう!

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設定タグ:キヨ , つわはす , 平和組   
作品ジャンル:恋愛
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ぱんだ(プロフ) - はすにゃんさん» ありがとうございます…夢主さんと仲良しなつわはすを本気で書いてみたかったんです……そう言ってもらえて…救われます……!!! (2016年9月23日 19時) (レス) id: 8b96d1c041 (このIDを非表示/違反報告)
はすにゃん - ここのはすくんが可愛すぎる((真顔 (2016年9月23日 2時) (レス) id: a55a46661a (このIDを非表示/違反報告)
けーわィ(プロフ) - 私がオイアさんの命の源になれてるのなら感激です!wうわぁ、すっごいいい笑顔そうですね……(苦笑い) (2016年3月25日 7時) (レス) id: 95ee1db05a (このIDを非表示/違反報告)
オイア(プロフ) - けーわィさん» コメントは命の源なので…むしろこちらこそ、わざわざいつもありがとうございますつД`)・゚・。・゚・。けーわィさんを泣かせるつもりで書いていきますね(笑顔) (2016年3月23日 2時) (レス) id: 8b96d1c041 (このIDを非表示/違反報告)
けーわィ(プロフ) - シリアスになるんですかっ!!私、感情移入しやすいので泣いちゃったらどうしましょ...。笑こちらこそ、毎度私のめんどいコメントを返してくれてとても嬉しいです!!ありがとうございます(*´∀`) (2016年3月22日 18時) (レス) id: 95ee1db05a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ななし | 作成日時:2016年1月21日 20時

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