良いセフィラと溺れるセフィラ ページ8
｢あぁ、ホド、ネツァクか……いい所に来たね｣
慌てた形相の茶色いロングヘアをしたホド。
のんびりとした緑色のロングヘアをしたネツァク。
対称的な2人に対して少し笑みを零すと、
ホドの方は安堵のため息を、
ネツァクの方は何が何やら、といった表情をした。
｢何が起きたかは知らねーけど、ま、パニック起こしても無事だったなら良かったんじゃねーの｣
｢はい！ですが、やはり職員と同様に管理人さんにもカウンセリングプログラムが必要なのでは……？｣
｢ホド、それはアンジェラさまに止められてたよね……？｣
ぐっ……と言葉を飲み込むホド。
そういえば、以前ティファニー？だったかの職員に対して行ったプログラムに対してアンジェラから辞めるよう忠告されてたんだったか……。
｢ホド、私は大丈夫だから……あれはちょっと状況が特殊だっただけ
それとネツァク、ビールの自販機は置けないってば｣
腑に落ちない様子のホドと
少し舌打ちをするネツァク。
全く同じセフィラだとは思えない。
｢あー、とにかく、ちょっと話したいことがあるから3人で中層と下層のセフィラ達を呼んできてくれない？｣
気が動転して忘れてしまっていたが、
はやく自分がここの世界の住人であることを言わなければ……。
その為にはまずセフィラ達を呼ぶ必要がある。
一部屋一部屋回ってもいいのだが、それだと行き違いになる可能性も高いからね。
……まぁ、ビナーとホクマーは来てくれるか分からないから行かなくてはいけないかもしれないけども。
そう思考を巡らせていると、
唐突にマルクトがこう言った。
｢それならアンジェラさまが直々に各チームに管理人が起きたことを伝えにいかれましたよ？｣
え？
｢私たちは上層だからはやく着きましたけど……
他のみんなが来るのも時間の問題じゃないですか？｣
じゃあ、さっき寄るところがある、と言っていたのはこの事……？
まるで、アンジェラは私の行動を知っているかのような……
｢いや、まさかね……｣
｢｢｢？｣｣｣
｢ん？あぁ……こっちの話｣
仮にそうだとしても、結局は好都合だ。
幸い、まだ夜明けまで時間はあるらしい。
少し、事はトントン拍子に運びすぎてる気はしないでもない……が。
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怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - 紅夜赤猫さん» ひぇっ見つけていただきありがとうございます……！ご期待に添えればいいのですが……！こちらも好きです！！(！？！？) (2020年6月14日 7時) (
レス) id: a3e985f800 (このIDを非表示/違反報告)
紅夜赤猫(プロフ) - ないだろうな.......とか思いながら探してたら神を見つけました。称えます。ゆっくり読ませていただきます。好きです（？） (2020年6月13日 22時) (レス) id: 65e183dcbc (このIDを非表示/違反報告)
ねこねここねこ(プロフ) - 怒らないで委員会会長mAKAさん» いえいえ、暗い雰囲気だから好きと言うわけではないから全然大丈夫ですよ！！頑張ってください！！！(こちら返信不要です！) (2019年10月26日 11時) (レス) id: 8dfe7db7a7 (このIDを非表示/違反報告)
怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - テンパりすぎて文章が可笑しくなってしまった……すみません (2019年10月26日 8時) (レス) id: 970d62df08 (このIDを非表示/違反報告)
怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - ねこねここねこさん» ありがとうございます……!!恐らくヒロアカ編では明るい雰囲気にするつもりなので、もしかしたらご期待に添えないかもしれませんがこれからも頑張りますのでお願い致します (2019年10月26日 8時) (レス) id: 970d62df08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怒らないで委員会会長mAKA | 作成日時：2019年10月8日 17時
