怖がり悪役令嬢

2話 ページ4

？？｢…様……う、さま！！お嬢様！！！｣


『ひゃあ？！』


？？｢！！お嬢様が！お目覚めになられましたわ！｣


？？｢あぁ…良かった…Aよ…｣


？？｢えぇ。本当に…｣


だれ…？


『え、と、何方でしょうか…？』


？？｢え？｣


『え？』


？？｢私ですよ？！何時もA様が文句を言っていたメイドのマリーですよ？！｣


『め、いど…』


母？｢わ、私のことは？！貴方の母親よ？！ほら！この横の人は貴方のお父様でしょう？！｣


父？｢わ、忘れているのか…？｣


『………！』


…そうだ。私、転生したんだ。

じゃあこの人達の言っている事は本当なのか。


母｢あぁ…なんてこと！マリー！早くお医者様をお呼びになって！｣


メイド｢は、はいぃ！！！！｣


_______________2時間後


医｢…アリア様、ウィリアム様。心してお聞きください。
A様は、記憶喪失になられました。｣


母｢記憶…喪失…｣


父｢そんな…！！｣


『？？？？？？』


ま、全く状況が掴めない…。


医｢体に以上はありませんが、これからA様を支えてあげてください。｣


母｢…分かったわ。｣


父｢…あぁ。｣


とりあえず私のせいで大事になっているのは分かったよ。


『えっと、お、お母様…？とお父様…。ですよね…？』


母｢あぁ、本当に記憶喪失なのね…。いつもなら飛びついて来るのに…。｣


『そ、そうなんですね…』


母｢状況が掴めないわよね、記憶喪失になる前のことを教えるわ…。｣


『は、はい』

--------ｷﾘﾄﾘ線--------

アリアは母、ウィリアムは父です。

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