君が好き…………(空) ページ8
空side
突然だけど、俺には好きな人がいる
雪のような白い肌と髪、ルビーのようなキラキラとした綺麗な真紅の眼………
『立てば芍薬座れば牡丹歩く姿はユリの花』
この言葉は彼女の為にあるものだと俺は思う
誰に対しても優しく接し、正義感の強い彼女は沢山の人達から慕われている、、、その上容姿もかなり整っているため男から告白される事は多々あった。まぁその告白に彼女は首を縦に降ったことは無いが
空(…早く俺の事好きになってくれないかなぁ)
茶屋の外に置かれている長椅子に腰かけ、1人で茶を啜りながら脳内でそう呟く。(パイモンは1人でお散歩中である)
暫くボーっ…と景色を眺めていると聞き覚えのある透き通った声が隣から聞こえ、俺の心臓は高鳴った
A「ふふっ、やっぱり空君だ…隣座って良い?」
空「勿論座ってください(即答)」
満面の笑みを貼り付け、即答すると彼女はありがとう、と言い俺の隣に腰掛けてきた。
彼女は店員にお茶と苺大福を頼んだ。
運ばれてきた苺大福を美味しそうに食べる彼女
空(可愛い…っっ!!!)
空「本当に美味しそうに食べるね、あ…ここに餡子が着いてる」
A「えっ…!!ど、どこ?」
恥ずかしかったのか頬を赤くさせる彼女
…このままお持ち帰りしたい(真顔)
空「少しじっとしてて」
彼女の頬に着いている餡子を指ですくいそのまま口に運んでペロッと舐める
…甘い………
チラッと隣を見てみると顔を更に真っ赤にさせてこちらを見てくる彼女。
空「可愛い…照れてるの?」
A「ぅ…て、照れてない…もん」
彼女は涙目になりながらふいっと顔を逸らしてしまった
空「Aちゃん好き、結婚しよ」(からかってごめんね?)
A「え……」
空「あ……」
や ら か し た
まずい…つい心の声が漏れてしまった……!!
しばらくの間沈黙が続く……
A「えっと…」
沈黙を破ったのは彼女だった
空(あァ。終わった…俺の初恋……)
俺は次に帰ってくる言葉を聞くのが怖くなった______
_が____
彼女から帰ってきた言葉は________
A「ぁ…わ、私も…空君のこと…好き、です…」
頬を染めて俺に抱きつく彼女、ふわりと甘い香りが漂ってきた___
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ねこ - 神すぎる!!!!えっっなのめっちゃ好きです!!できればアルハイゼンの話を見てみたいです! (2022年12月30日 16時) (レス) id: 82bce1c540 (このIDを非表示/違反報告)
アリスティア(プロフ) - ぼんぼんばくだんさん» (´^ω^`)wwありがとうございます!!!!!!! (2022年8月31日 23時) (レス) id: 45fc491838 (このIDを非表示/違反報告)
ぼんぼんばくだん - スゥゥゥ…… すきぃいいいいいいいいいいいいいいぁああああああああああさいこぉおおおおううううううううぅあああ神だぁあああああああああああぁここに神が、神がいるぞおおぉおおぁありがとうございますぅぁあああああ!!!!!(( (2022年8月29日 21時) (レス) @page35 id: 6ea26225bb (このIDを非表示/違反報告)
アリスティア(プロフ) - 雪音さん» 雪音様ごめんなさい!!!!把握出来てませんでした、今すぐ書かせてもらいます!!!!(明日までには書きます)本当に申し訳ありませんでしたm(_ _)m💦 (2022年8月29日 8時) (レス) id: 45fc491838 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - それもそうなんですけどさらわれた夢主ちゃんを空くんが助けるのをもリクエストしてます。 (2022年8月28日 18時) (レス) id: 463afea792 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アリスティア | 作成日時:2022年4月3日 23時