Story-32 ページ35
A・トゥイードル ｻｲﾄﾞ
デュ「罰で窓拭き100枚って……
一体君たちはなにをやったんだ？」
『……消えよ大釜』
召喚された大釜を消して会話を聞いていると
「今朝、そこの毛玉とじゃれてたらハートの女王の像がちょーっと焦げちゃっただけ」
あ、今朝の赤髪か
デュ「グレート・セブンの石像に傷を付けたのか！？
それは怒られるに決まってるだろう
せっかく名門校に入学出来たっていうのに初日から何をしてるんだか…」
不貞腐れながら彼はデュースくんに話しかけようとしていた
エ「……るせーなぁ
つーかお前、誰？」
デュ「僕はデュース、デュース・スペード
クラスメイトの顔くらい覚えたらどうだ？えーと…」
エ「お前も覚えてねーじゃん」
2人の近くに行き話しかける
『…エース・トラッポラ……ハーツラビュル寮生1年
得意な魔法は…風かな？今朝もあの猫とやり合っていたし』
エ「……誰だお前…」
『…名乗るほどの者ではございません』
そんなことを言ってそっぽを向くと
デュ「とっ、とにかく！
学園長からの命令なら真面目に取り組むことだ」
間に入り止めに入るデュースくんに助けられる
エ「はいはい、わかりましたよ〜っと……
んじゃ、パパッと始めますか……ん？」
ユウ「そういえばグリムが静かだ」
『グリムってあの猫のこと？』
エ「あっ！毛玉がいない！」
＿＿グ「へっへーん！あとはオマエらに任せたんだゾ！
ばいばーい！」
エ「あんにゃろ〜オレを身代わりにしたな！？
おい！えーっと、ジュース？」
デュ「なっ、ジュースじゃない
デュースだ！でゅっ！」
エ「お前にも責任あんだからあの毛玉捕まえるの手伝えよ！」
デュ「なんで僕が！？」
『大丈夫、ボクも行くよ』
エ「お前に頼んでねぇーけど？」
『君の為じゃなくてデュースくんの為だから
エ「へーへ！そうかよ！
あと、そっちの冴えない奴は魔法使えないから戦力外！行くぞ！」
エ「こらぁ！止まれ、そこの毛玉！」
グ「ぜ〜ったいヤなんだゾ！この爆発頭！」
走っていくグリムくんを見届け
エ「ちぇっ、やっぱ追いかけっこするしかないか…
ついて来いよ、ジュース！」
走っていくエースの後ろ姿に
デュ「だから"でゅ"だって言ってるだろう！」
なんて叫んでる
『…あいつ記憶力悪すぎない？』
グ「い、行き止まり！？」
エ「よっしゃ、あと一息！」
やっぱり男子との差を感じる全然追いつかない
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雫@杏仁豆腐(プロフ) - ラムさん» コメント頂きありがとうございます！イラストは下手なりに描いておりまして載せることが出来ていなくて先延ばしにしてしまっていました、何かしらの形で載せるつもりでいますのでお待ちください！ (2020年11月28日 22時) (
レス) id: 0708fcd7be (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2020年11月28日 21時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
雫@杏仁豆腐(プロフ) - 、さん» ご丁寧にご報告ありがとうございます！外したとは思うのですが直っていなかったらご迷惑おかけしますがまた教えていただけると有難いです！ (2020年8月14日 12時) (レス) id: 0708fcd7be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雫@杏仁豆腐 x他1人 | 作成日時：2020年5月11日 21時
