何かが可笑しい【刀剣乱舞】 (ページ13)

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十三話(追加) ページ13

『どうしてこうなった』

今私は女子トイレに退治しにきてる。
何をって？私も分からない。

時を遡ること数十分前…

「あの～。神寄さん」
『何ー？』
「ちょっと…」

何かクラスメートに手招きされた。
誰だっけ？アカンなあ…。
話したことなくてもクラスメートの名前は
何となくでも覚えてる筈なのに覚えてない。

あ、思い出した。
成績優秀、品行方正など所謂完璧人間の人だ。
名前は知らん。

「あのね…。幽霊と話せるってほんと？」
『え？ああうん本当だよ』
「じゃあさ退治できるっていうのも本当？」
『それは本当じゃない(即答)』

何故そんな話が？

「嘘だ！」
『嘘じゃないよ』

レナかお前は。

「だって神寄さんは仲のいい幽霊がいて
その幽霊を使うことによって
悪霊とか退治できるんでしょ」
『いやそんな幽霊を物みたいに…罰あたるよ。
あと話せはするけど退治はできないよ。
どうしてそんな噂がひろまったの？』

いつの間に…。

「いや私がそうじゃないかなと思っただけ」
『まじか』

こいつ勝手なことをいえしゃあしゃあと。

「私がそう思うんだからそうなのよ」
『まじか』

やっぱり完璧人間なんて存在しないんだな。

「あ、私がこんな事言ったって
誰にも言わないでよね。言ったらアンタの
学園生活イジメでいっぱいにしてやるから」
『まじか』

蓋を開けてみたらあらビックリ、
優等生の皮を被った自己中女だった件。
苦手なタイプだわ～。

「あ、それでね。退治してほしいのは
女子トイレの花子さんなの」
『いや私やると言ってないしできないよ』
「私が何とかしたってことにしてほしいの」
『ガチでヤバい奴だなお前』

まじか。
おっといけない。逆になってしまった。

「じゃよろしく」
『えちょま…』

『どうしてこうなった』

こういう事です。
花子さんじゃなくてお前を退治したいわ。
花子さんが何したんだよ。

『ねえ実際このトイレに幽霊っているの？
いるんだったら音一回
いないなら二回鳴らして…鳴らせるのか？』

コンコン

いないのか。てかそういうの分かるのか。
ならもう退治したってことにしよう。
暫く退治しようと頑張ってる風にしないと。

その後、完璧さんは皆からの人気があがった。
因みに完璧さんの本性がバレて、
完璧さんが痛い目みるとかはないよ。
漫画じゃないからね。
リアルはつらいよ。

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異常性癖の話思い付いたんで
気が向いたら書くかも。冬休み近いし