66話 静かに気にしてた。 ページ16
エースの問いにデュースは
デュース「そうでもない。すこしイライラしている様子で起床時間を守れなかった奴が……3人ほどお前と同じ目にあってたくらいだ。」
エース「全然そうでもなくねぇじゃん!
めっちゃ怒ってるじゃん!」
私も、あそこの場に居たら今と同じツッコミをしていただろう……。怒ってるかあ……。
私はエースたちにバレないようにこっそりと寝室へ戻り、グリムを起こす。
そこでエースがデュースと一緒に寝室へ戻ってきた。
A「おはよー、デュースは……エースの様子を見に来たのかな?」
デュース「ああ。こいつのことだからどうせここに来るだろうと思ってな。」
A「なんだよ、読まれてんじゃん。」
エース「うっせ。」
にひひひ……と笑って、私は昨日学園長からもらった制服を取り出す。
A「…………。」
まあ、ちゃんとズボンだしネクタイだし……よしよし。そこんとこしっかりしてんな!
A「………………!?」
ここで気づいた。
待って、着替えられねえじゃん。
A「あー……僕……トイレ行ってくる〜。」
…………いや、何処ぞの小学生になった高校生探偵の死神くんだよ!!!!
もう、いいや!!と開き直りダッシュでその場を出ていった。
デュース「……なあ、あいつ一人称【僕】だったか……?」
エース「いや?」
グリム「なんか男らしくなるって言って張り切ってたんだゾ。」
数時間後、グリムのフォローを知ったAは追加でツナ缶を奢ることとなったとかなってないとか……。
A「トイレついでに着替えてきたよ。」
デュース「おお。」
エース「以外にも似合ってんな。」
グリム「馬子にもドレスなんだゾ。」
おい、1番最後だけ余計だったぞ。
A「んじゃ、急ごうか。今日はやることたくさんあるしね。」
〜メインストリート〜
グリム「おうおう、どけどけ〜い。
今日からナイトレイブンカレッジの生徒であるオレ様のお通りなんだゾ!
見ろこの首輪を。オマエのダッセー首輪と違ってめっちゃキマッてるんだゾ。
しかもオマエ、今は魔法がつかえないんだろ?
今日は一日雑用係として学校の掃除でもしてたらいいんだゾ。にゃっはー!いい気分!」
やっぱ、それ首輪なんですね!?
A「……昨日馬鹿にされたことをまだ根に持ってる……。食べ物の恨みと同じくらいネチッこいな。」
まるで、コンクリートにくっついたガムのように。
197人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カリン(プロフ) - オムライスさん» 返信遅れてごめんなさい!!一気読みするほど楽しんでもらえてよかったです!これからも引き続きよろしくお願いします! (2020年4月25日 8時) (レス) id: a65dfc2637 (このIDを非表示/違反報告)
オムライス(プロフ) - 続編おめでとうございます!面白くてついつい一気読みしてしまいました笑更新頑張ってください! (2020年4月24日 0時) (レス) id: 8c1b28c023 (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - ありがとうございます!その言葉だけでとても力が貰えます!これからも頑張りますので、よろしくお願いいたします! (2020年4月3日 0時) (レス) id: a65dfc2637 (このIDを非表示/違反報告)
まーやみ - 続編おめでとうございます。この小説いつも楽しみに読ませていただいてます。これからも応援しています頑張ってください。 (2020年4月3日 0時) (レス) id: 9566cb15d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:シルフォン | 作成日時:2020年4月2日 23時