#___10 ページ10
金城 side
Aが落ち着くまで一緒におった
いくらめいが港人の事好きやったとしても関わらんでまでは言う必要ないと思う
にしても…何があったんやろ？
Aと港人、最近話してないし
「…港人と何かあったん？」
A「……全部話すね」
俺はAの横に座った
A「実は…一昨日から祥生が家に泊まりに来てたの。前々から遊ぶ約束してたんだけど私が足怪我してまだ完治ってわけじゃないからって事で来て…。
そしたら港人が来て、祥生がいるのを見て港人が怒って、みんなが私の事好きって知ってて遊びすぎとか祥生だけ特別扱いしすぎとか言い出して喧嘩してしまったの」
そゆことやったんや…
「…でも何で港人の大切な人は私じゃないって言ってたん？」
A「…最近港人めいさんといる事おおいから笑
多分、めいさんの事が今気になってるんやと思う」
「…でも港人の口からそれは聞いてないんやろ？」
A「聞いてなくても分かるよ笑 まぁ、こうなっても仕方ないよ笑 あの2人はお互いが嫌いになって別れたわけじゃないし 」
「…まぁ、Aが後悔せんなら俺は何も言わん。やけど、自分の気持ちに嘘はついてほしくない」
そう言うと頷くA
部活に行くとみんな集まっていた
龍斗志「A、目赤いけど…」
A「…あ、さっきまつ毛はいっちゃって笑」
港人「…」
さっきの事は俺とAとめいしか知らない事やし他の人にはあんま言わん方が良さそう
A「…すかい、まだ目赤い？」
「大丈夫やで。気にせんで」
さっきからずっと港人をチラチラ気にして見てるA
ずっと近くにおった人やのにいきなり関わらんとか無理やろ…
港人「すかい、ちょっいい？」
何を聞かれるかは何となく予想出来た
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作者名：mim | 作成日時：2020年3月19日 15時
