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A side
祥生と学校に行っていつものように席につく
拓実「Aおはよう！」
木全「どうしたん？何かくまめっちゃすごくない？」
鶴房「寝てないん？」
金城「体調悪いん？」
いつもこうやって学校来たら私の所に来てくれて私の事を心配してくれて
木全「これ使って！ くま消すやつ！」
鶴房「何で持ってんの笑」
拓実「○也のここに使おう笑」
木全「やめろ！笑」
こうやって笑わせてくれる
だからこそ
ちゃんと伝えないと
「…話があるの」
みんな「？？」
祥生「…」
「……私…港人の事が好きだって気づいたの」
拓実「…」
鶴房「…ふぅ…」
木全「…ぇ…」
金城「。」
「…だけど、港人には大切な人がいて…気づいた時にはもう遅かった…。 でもそれは、私がいけなくて。みんなが私の事を好きって言ってくれて本当に嬉しかった。 全力で笑わせてくれるし全力で守ってくれる…そんなみんなに私は甘えてて…どこかでずっとみんなが私の事を好きでいてくれるって…思ってる自分がいた。
…だけどそれは間違いだった。みんないつかは離れていくし素敵な人が見つかる。あの日、私に、Aはそのままでいいから俺たちの愛を受け取ってって言ったけど…それじゃ…私はみんなを傷つけてしまう……だからっ」
鶴房「さっきから何言ってんのかわかんねんだけど」
「…え？」
鶴房「Aに大切な人が出来るまで俺らに素敵な人とかできねーよ？」
木全「Aだけだもんね笑」
拓実「港人が好きなんやろーなーとは薄々わかってた笑 」
金城「港人やるなーほんまに笑」
拓実「でも、負けんで俺たちも。次に、 Aが本気で好きって思った人を見つけるまでは俺らの愛は変わらん」
鶴房「まだ、本気出してねーから笑 」
木全「ハワイも行ってないしね笑」
「……なんなん……みんな……」
鶴房「泣くなや！笑」
木全「泣いてるん？！」
「……泣いてない…」
拓実「可愛いなほんまにっ」
金城「俺が抱きしめてやろうか！」
鶴房「何でだよ」
祥生の方を見ると、ニコッと笑って頷いてくれた
ありがとう
心の中でつぶやいた
めい「……」
港人「……」
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作者名：mim | 作成日時：2020年3月19日 15時
