#___15 ページ15
金城 side
Aに髪を乾かしてるとフワッといい匂いがする
たまに鏡越しに目が合うとドキッとするけど分からないように俺は笑ってみせた
「よし！おっけい！」
A「ありがとっ！すかい、ご飯まだ？」
「まだやな」
A「じゃー作るね！」
長い髪をお団子にしてご飯を作り初める
もし、Aと付き合っていずれ結婚ってなったらこんな毎日なんやろな
A「よし！食べよ！」
「いただきます！ は？？？」
A「は？！？！？！」
「めっちゃ上手いやん」
A「びっくりさせんでよほんまに…良かった笑」
俺はペロっとたいらげた
A「ねぇ、すかいはなんでダンス部に入ったん？」
「俺？ 俺はね〜何か新しい事したくて笑 元々ダンスとか全くできんくて他の人に比べて1番下やったんやで笑」
A「ほんまに？ いや、めっちゃ上手いやん！」
「めっちゃ練習したもん笑 足引っ張らんようにって思って」
A「そうやったんや…」
「しおんのおかげやったんやけどな…」
A「しおんって…」
「床波しおん。 なのにあんな事なってな笑 ほんまに笑える笑 ごめんなA。俺のせいであんな目にあわせてしまって」
A「全然すかいのせいじゃない。私、片付けるからテレビでも見てて笑」
そう言ってキッチンにまた立ってお皿を洗い出すA
Aは、深く聞いてこない。
だけど、人の話をちゃんと聞いて自分のことより相手の事を1番に考える
俺はAを後ろから抱きしめた
A「どうしたん？」
「…何かこうしたくなった…」
Aは何も言わずにまた皿洗いを始めた
Aの首の所に顔を埋めると
A「ちょっと…くすぐったいよ笑」
そう言って俺の顔を見る
「…(ドキッ)」
A「…(ドキッ)」
A「…ｯﾝﾊ……///」
俺はAと唇を重ねた
A「…ちょっ………ｯﾝ……/////……すかい……？」
「……いい？」
そう言うとAはゆっくり頷いた
唇を重ねたまんまAを持ち上げてソファまで運んだ
服を脱がそうとすると手を握ってきた
A「……ベッド…がいい…」
「わかった」
俺が嫌なこと忘れさせてあげるから
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作者名：mim | 作成日時：2020年3月19日 15時
