夏の日(2) (ページ20)

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A side

ｶﾞﾁｬ

結「どうしたの？！？！？！そんな顔して！」

「……結……」

私は結に抱きついて泣いた

そして全ての事を結に話した

結「何か心当たりないの？」

「…心当たり……私何も悪いこと……あ、でも」

結「なに？」

「紗良ちゃん…」

結「紗良…って廉の元カノだっけ？」

「うん。同じ会社なの。で、私と同じ部所で今、一緒に企画してる人が居るんだけど、その人がこの前、紗良ちゃんとはあんまり関わらない方がいいって言われたんだけど…」

結「何でか理由は聞いた？」

「聞いたけどなんとなくって」

結「絶嘘じゃん。それ何か知ってるやつだよ」

「かな…？」

結「聞いてみなよ」

「うん…てか、結はどうしたの？」

そう言うと結は一息ついて私の目をしっかり見た

結「特になーーーんにも。ただAに会いたくなったからきたの笑」

「何それ笑」

結「でも、来てよかったでしょ？笑」

「うん笑ありがと～」

結が帰ってから私は紫耀君に電話をした

平野『Aちゃん！どうした？』

『紫耀君に聞きたい事あるんだけど』

私達はお店で会うことになった