14.スキ ページ17
Tサンズとフリスクの戦いが始まってから暫く経ったが、未だに決着はついていない。Tサンズはかなり押されているようで息を切らし始めている。しかしフリスクはケロリとしており、疲れた様子は全くなかった。
Tサンズ「ハァ…ハァ…」
Tフリ「どうしたのさサンズ。あの時みたいにやられちゃうよ?もっと僕を楽しませてよ。」
Tサンズ「……」
Tサンズは疲れによってか、少しずつ目を瞑ろうとし始めた。
Tサンズ「……(畜生、寝るんじゃねぇよオイラ…居眠りしたら…また…)」
Tサンズ「……Zzz…」
とうとう自分のターン時に眠ってしまったTサンズ。inkや皆が叫んで起こそうとするが、Tサンズの方からは声は防止されているかのように聴こえていなかった。
・・・・
マスタード「オイコラ別世界の俺!!何呑気に寝てやがる!!」
ベリー「どうしよう、全然聴こえていないみたいだぞ…」
『クレムバレツのせいさ。この場所はあの二人だけの領域。その他は高みの見物をさせて楽しんでる…。』
真顔で二人の様子を見るルリカにワインが彼女の隣まで来て、服を引っ張り顔を寄せるとこう怒鳴った。
ワイン「貴様はこのinkよりも高みに立つ者だろう!何故助けんのだ!?これだと貴様も奴と…クレムバレツと同じだ!!」
『二人の領域にはどうやっても無理だ…。仮にズニキがやられて次に私が彼女と戦っても、彼女は帰ってこない。二度と。私だって手っ取り早くできたら君達に会わないで奴の始末をしていた!』
真剣で、そして悲しそうな声でワインに言い返すルリカ。
ワインは「すまない…」とだけ言って掴んでいたルリカの服を離した。
・・・・
Tフリ「…スキあり♪」
Tサンズ「……!」
Miss
Tサンズ「ヘヘッ…お前さんの攻撃は最初かr…」
ザシュッ!
ドンッ!
フリスクの不意打ちの攻撃が当たってしまいTサンズの体に大きな切り傷ができる。サンズは攻撃の衝撃にはなんとか耐えて立っていた。
Tサンズ「…最後まで…分かっていたさ…」
(ああ…お前さんを救えなかった…。本当にオイラは……約束をするのも、守るのも…無理なモンスターだな…)
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もものす(プロフ) - ソウルジェムってみた時にまどマギだと錯覚してしまった私は重症((( (2020年1月3日 21時) (レス) id: 7ecc545104 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぎー(プロフ) - Kuroha*969さん» マジですよぉぉぉ!! (2019年3月31日 21時) (レス) id: d446a01253 (このIDを非表示/違反報告)
Kuroha*969 - まじかぁぁぁっ!? (2019年3月31日 21時) (レス) id: c1b3ac2201 (このIDを非表示/違反報告)
Kuroha*969 - ゆぎーさん» 別の機器から。新しいの楽しみにしてます! (2019年3月9日 19時) (レス) id: 7a28973cff (このIDを非表示/違反報告)
ゆぎー(プロフ) - Kuroha*969さん» うおおぉぉ!?まさかのコメント!!続編は……此方の小説は…う、打ち切りとなってしまいました!!申し訳ありません!!!! (2019年3月9日 18時) (レス) id: 3af73fb010 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆぎー | 作成日時:2018年6月1日 23時