「鬼滅の刃」悪女ちゃんは俺が男むい君を女だと勘違いしてるらしい

28,男の人は？ ページ28

――――――？？？side――――――



突然、阿久比さんが別れて欲しいと言ってきた



何故か分からなかった



色んな物を買ってあげたのに



言う通りにしたのに



所詮、僕は道具でしか無かったのか？



そう思うと彼女への愛が冷めた



でも、如何して別れて欲しいのか。これだけが知りたい



彼女がどうしたかったのか



僕に悪い所があったのか。もしあったのなら、謝るつもりだ



？？？｢阿久比さ〜ん｣



そう呼ぶと、戸が開いた



そこから出てきたのは、阿久比さん……………では無く、男の人だった



僕は飽きられたのか？他の男が出来たから別れて欲しかったのか？



彼女の口から聞きたい



数分して、阿久比さんが出てきた



阿久比｢何？架華流(かける)君｣



架華流｢如何して、別れて欲しいのかが。知りたいんだ｣



阿久比｢見たでしょ。今、出てきたのは新しい恋仲の人。あんたより、金も持ってるし。顔も良いし。私を愛してくれてるのよ。あんたよりずっと良い人よ｣



架華流｢そうか……………僕には飽きたのか｣



阿久比｢あんたより、良い人が居たから捨てただけ。これで良い？鬱陶しいんだけど。折角の彼との時間まで割いたんだから｣



架華流｢そうなのか。御免ね折角、君と彼との時間を割いてしまって。気ずけなくて。君への愛が冷めた何て、思おうとしても。心残りがあって｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ


こんな、太ってて。金しか、役に立てない俺で



君の理想の人になる為に、言葉遣いも服装も変えた。思いが重い俺なんて要らないよね



架華流｢今まで有難う御座いました！！あの人と幸せになって下さい！！｣



阿久比｢挙式には、お前も招待してやるよ‪wまぁ、挙式で私の親戚でもナンパして恋仲になれば？‪w‪w｣



架華流｢お気遣い有難うございます！｣ﾀﾞｯ



阿久比｢あははｯ‪w‪w‪w太ってんだから、転けないようにね‪w‪w｣



彼女はもう、俺に気が無いのか



そうか。そうなのか。今まで俺は何をしてたんだろう



あの子の為にどんだけ、金と時間を使ってたんだ



あの子の為に泥の水のように使った金は、時間は、もう戻って来ないんだな



あの日の笑顔も、恥じらった顔も演技なの？



金の為だったの？



愛してるとどれだけ言ってくれたんだろう



あれは全部嘘なんだ。本当は微塵も思ってないんだな〜



何してたんだろう

29,追加設定→←27,待ち伏せとか、悪趣味〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す