さのさんの彼女さん。

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side玲於









そしてダンサーのソロパートになり


Aが後ろに下がる。









そして俺の後ろにまた来てから
今度はバックハグの演出。









後ろから抱きしめると、


小さな手が俺の腕を掴んだ。






キスしたくなる気持ちを抑えながら、









今度は向かい合ってダンスをするシーンに。









お互いニヤニヤが止まらなくて、


途中でフリが抜けたりしたけど、なんとか踊りきった。









そして、Aが傘を手に持って、


後ろを向いた。









｢あ、あれ、開かない…！｣









少し後ろを気にしながら踊っていると、



俺が後ろを見た瞬間にバサッと大きく開いた。









それに大きく目を開けてびっくりするAが可愛い。









そして、俺と見つめ合う形になったAの肩に手を置く。









それと同時にふたりで笑いあった。









そしていよいよラストのシーン。









玲於｢キスしちゃう？｣









｢え？｣









玲於｢俺、ギリギリで止めるとか我慢出来ないけど。｣









顔を赤くして、何か言いたそうだったAの口を抑えるように、





俺は深くAに口付けた。









曲が終わってからも、



深く甘いキスは続いた。









俺が止めなかった。









最後に小さく音を立ててキスを終わると、









Aは顔を赤くして目線を外した。









玲於｢これからワンミリ踊る時は、Aとがいいわ。｣









｢…私も。｣









少し照れながら言うAの事が
俺は好きで好きでたまらないみたいだ。









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