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紳士が四人目。過去編2 ページ5
この時にどんな症状だったかは覚えていないが
涼くんはいつも苦しんでいた。
涼くんのお墓の目の前。
もう、会えないのかな。
涼くんと大人になりたかったな。
涼くんみたいな人は居るのかな。
涼くんはなんで…なんで…しんじゃったんだろうな…。
『涼くん……』
お墓の目の前で唱えても誰も気づいてくれない。
私は、この時涼くんとおそろいのキーホルダーを握りしめた。
いつか気づいてくれる…はず…。
そう、思い続けた。
『そんな話だよ。私の過去。』
黄瀬「Aっち…なんか……泣けてくるッスゥゥゥ！！」
そんなことを言いながら抱きついてきた。
『黄瀬くん？！？！』
黄瀬「俺、わかったッス。涼くん見たいにはなれないけど涼くん見たいに近づきたい。」
始めてみた…。
黄瀬くんの真顔…いや…真剣な顔
私は黄瀬くんに思いがあったのかな。
続く
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作者名：遥香 | 作成日時：2017年3月24日 23時
