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早峰惺斗 ページ4

彩斗「大丈夫か?


ごめんな」



「兄さんは謝らないで



ぼくね



もっと強くなる」




彩斗「そっか



頑張れよ」





「うん!



兄さんも守れるようになるよ!」





彩斗「ははっ



楽しみにしてる」







なんて言った









ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「本当に行くの?」





彩斗「まぁな



俺は執事なんだから



行かないとダメだろ」





司「大丈夫です!


お兄さまは私がいるのですから」




「そうだね」




兄さん達は外国に行ってしまう




3年会えないということだ




僕達が中学校に入って少ししたら帰ってくるらしい





寂しいな



友達もかぞくもいなくなる




親は親と呼んでいいのか分からない




だって才能のないぼくは


あいつらの眼中には無いんだから



他人同然なんだ



別に寂しいなんて思わない





1日でも兄さんに会えないと寂しいのに





3年も会えないなんて





3年も親と3人で過ごさなければいけないなんて




ただの地獄じゃないか






それでもぼくは強くなりたかった





兄さんがいなくなっても平気なくらい





本当に兄さんがいなくなるなんて




誰も思わなかったはずだ




いや



最初から最後まであいつらは




知ってたのかな

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作者名:ポテト美味い | 作成日時:2018年6月12日 23時

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