言われちゃった。IV 【あんスタ】【シリアス】

早峰彩斗 ページ29

やだよ







あいつを残して






死にたくない




ずっと分かってた





初めてあった時から






あぁ




ここは俺の居場所じゃないって





俺の居場所は無いんだって




惺斗の居場所を作ってやんないと



あいつが1人になってしまう




それは




イヤダ




大切なものは惺斗





命より大切なのも惺斗



他の何もかもを壊してまでも守りたいのが惺斗




ずっと一緒に居たかったのも惺斗




俺が生きてられたのも惺斗のおかげ




そう



俺はお兄ちゃんだから




惺斗のお手本とならなきゃいけない


でも俺はそんな器じゃない



誰を助けることも


誰かを守ることさえもできなかった



俺は惺斗がいないといけなかった





ダメな存在なんだ

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