真白朔也 ページ18
「俺も一緒だから」
惺斗「一緒って何」
「俺も誰からも必要とされなくて哀しかった
周りの目が痛かった
助けて欲しかった」
惺斗「・・・・・・・・・」
「だから死なないで」
何でこんなこと言ってんだろう
知り合って数時間の人に
惺斗「何言って・・・」
「俺が
君の兄弟になる」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
暫くの沈黙の後に
惺斗「ぷっ
あっはははははッ!!」
「何で笑って」
惺斗「だって君っ
見ず知らずのぼくの話を聞いて
初めて同じ人を見つけて
兄弟になるなんて言ってくれて
嬉しかったっ」
「ふはっ
笑った後に泣くなんて喜怒哀楽の表情が豊かだな」
惺斗「違う!!
これは笑ったから出た涙でッ//」
「はいはい
見苦しい言い訳は後で聞きますからー」
惺斗「殴る」
ドカッ
殴られた
それでもアイツラのような痛みはなかった
とっても優しい
ありがとう
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作者名:ポテト美味い | 作成日時:2018年6月12日 23時