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4.からくりピエロ 2 ページ22
沖田side
俺を乗せて地球は回る。
何も知らない顔して回る。
だってこの広い地球にとって、俺の失恋なんてただの悲しい話。
それだけでぃ。
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でも、知らない方がいいと知っていた。
なのに、
触れてしまった。君の温もりに・・・。
そんな笑顔で、俺の事を見つめないでください。
そんな仕草でまた惚れさせないでください。
俺が壊れてしまうだけだから。
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ああ。
どんなに息が止まるような事があったとしても。
君は見てくれない。
変わってゆくのがとても怖い。
怖いだけ。
でも。もうやめた。此処で君を待つのは。
だって、俺が壊れてしまうだけだから。
そう。俺にとってあの人は”恋人”。
でも、君にとって俺は、ただの”遊び相手”。
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作者名:凛花 | 作成日時:2019年2月10日 15時