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銀狼達も無事に復活し、夜には科学王国と宝島の住民一緒に宴が行われた。
「銀狼！千空達どこ行っちゃったんだよ?」
島での活躍を住民に自慢していた銀狼にスイカはフランソワの作った豪華なご馳走を持って宴から姿が見当たらない千空達を探していた。
「船の中なんじゃない？」
スイカが持っていた大きな皿から一つ銀狼が食事を取ると、これは千空達のだと注意する。
Aや羽京、クロムもゲンもカセキのじいちゃんもいないと話しながら2人は船内に入る。
「千空の声なんだよ」
千空達の声が通信室から明かりと共に漏れている事に気づき2人は顔を出す。
「科学チームのみんなも飲もうよー！」
「頑張りすぎなんだよ〜」
めちゃくちゃだった通信機がたった1日で元通りになっていると銀狼もスイカも声を出して驚き
「繋がりましたよ」
羽京と一緒に通信機を動かしていたAがそう言うと、クロムとカセキが大喜びするので、静かにしろとまた千空に注意される。
「みんなに伝えるね」
通信機が復活し羽京は伝声菅で科学王国のメンバーを通信室へ集め、連絡を入れると電話の前で待っていたかルリがすぐに出る。
《良かった、ようやく繋がりました》
「楽しい思い出話は後だ。要件あんだろ」
《千空アナタが不思議な通信を?》
千空のソッコーぶりにAは羽京と苦笑いを浮かべていると通信機に別の電波が入り顔色を変える。
「遮断された」
「かなり強い電波です」
2人は額に汗を滲ませながらそう言って電波の調整をするが…
「強力な電波で通信を邪魔されますっ！！」
「一体どこから…」
《12800000m 1second》
「！？」
ルリとは明らかに違う声にその場にいた皆が凍りつく。
アマリリスが「近づけたらダメ」と悲鳴まじりでそう言ったが、千空はこの事を予想していたのかしっかりと石化装置をマイクから遠ざけていた。
「ふざけすぎでしょ！！？12800000mって！！何なのそのクソでかドイヒーな具体的すぎる数値！？」
「地球や木星の直径と同じですね」
「あー…」
ホワイマンの声を初めて聞いたAはその数値よりも声に驚いていた。
「千空さん…の声っ…」
「うん、間違いない千空の声だ」
「！？」
「クククそそるじゃねぇか」
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風夏(プロフ) - いつの日か続き楽しみにしてます^_^ (4月8日 22時) (
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作者名：クリーム | 作成日時：2023年12月29日 20時
