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「わぉ…すごいねAクン…」
絵がリアルすぎて紙の上でクワコが羽を休ませてるみたいだと、虫の気持ち悪さまでしっかりと再現できていると杠は苦笑いを浮かべていた。
「これならすぐに見つかりますか！？」
「あぁ、上出来だ」
その言葉を聞いて嬉しそうにしているAに医療以外で目をキラキラさせるなんて珍しいなと龍水がシルクで何故欲しいか尋ねる。
「シルクですよ！？触り心地がすごく良いし肌に優しいじゃないですか！」
想像しただけで肌が喜ぶと今着ている服ももちろん悪いわけではないが、シルクと比べたら着心地は全くの別物。
ずっと欲しかったが�猊�要�瓩�と言われたらなんとも言えなかったとAが話す。
「欲しい物は欲しいと言えばいいと言っているだろ」
「ただの自分の贅沢にみんなの労働を増やすわけには…でも何故シルクが今必要なんですか？」
幼なじみの杠のためとは言え、千空が動いていると言うことは欲しいではなく何かに必要だからだろうとAは尋ねる。
「あー、水着の生地にな、船の生活で水着は欠かせねぇ」
「へっ……」
その言葉を聞いてAはフリーズする。
水着＝泳ぐ＝水泳訓練ではと気づき咄嗟に千空に渡した資料の紙を掴む。
「これ、間違った情報デシタ、アハハハ、ボクとしたコトガ！！今の季節はクワコは存在シテマセンノデ、ボク処分シトキマスネ」
同様のあまりカタコトな日本語になりながらもガシッと紙をちぎる勢いで引っ張る。
「嘘ついてんじゃねぇ！！！！手離せインチキ医師！！」
「これ嘘です！！」
水泳訓練が関わっているとAが気づけば、非協力的になると千空は予想しており、黙って感づかれないよに利用して良かったと必死に資料を奪い合い返そうとするAに諦めろと説得する。
「シルクがなくてもテメェには泳げるまで海に放り込む！！」
何があるか分からない船旅
船に乗せる絶対条件でもあり、回避は不可能だから手を離せとAの腕を掴んで紙から引き離そうと千空も必死に抵抗する。
騒がしさに仕事を中断しいろんな人が二人の様子を見にくる。
「どうしたの？」
「それが…」
羽京もAの声を聞いて様子を見に来て、杠に二人はまた何で猫のじゃれあいの様な喧嘩をしているのか尋ね、事情を聞いて羽京は苦笑いを浮かべる。
「A貴様を守るためでもある。訓練は絶対に受けてもらう」
ひょいっと後ろから龍水がAを子供の様に抱き上げ千空から引き離しそう伝える。
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クリーム(プロフ) - 月依さん» ふぁぁ｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡コメント嬉しいですありがとうございます (12月20日 18時) (
レス) id: 58b85f6ce7 (このIDを非表示/違反報告)
月依(プロフ) - 一言しか言えない…てぇてぇ…(作者さん、更新頑張ってください！養分をありがとう！！) (12月19日 14時) (レス) id: 65959ed73c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クリーム | 作成日時：2023年12月16日 10時
