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「おぉ、別にいいと思うけどなんでだ?」
「気球で見た時に崖によく生える木が沢山あったから…多分険しい道だと思う」

危ない道は通って欲しくないそれにこんな所には石油は出来ないとAはルートを調整する。

もっと詳しい地図が作れたら探索チームに苦労させずに済むのにと落ち込むAにクロムは肩を組む。

「この地図で十分助かってるって」

気にすんなとAが落ち込む事ねぇと言って励まし、Aが喜びそうな話をする。

「欲しい薬草とかあればとってくんぜ」

いつもは羽京が尋ねている事をクロムは尋ねAを元気づけようとする。

「鞄に詰めれるだけ詰めて帰ってくるぜ」
「重たくなるから大丈夫だよ、場所だけ書いてくれたら…自分で取りに行くよ」

欲しい薬草と必要な薬草で分けて書いた紙をクロムに渡す。

「おぉ!任せとけ」

村の出口の前で待っていたコハクに声をかけられ、クロムは返事をして向かおうとするが、Aは咄嗟にクロムの服を掴んで引き留める。


まだ頼みたい薬草があるのかと首を傾げるクロムにAは治療室から急いで荷物にならない程度の小さい袋を持ってくる。

本当は羽京に渡そうと思っていた物を詰め込んだ袋で、代わりにクロムに渡す。

「なんだこれ?」
「ブレンドしたテーパック」
「てーぱっく?」

乾燥させた果物の皮や薬草を紙に包んだ袋だと伝える。

「沸かしたお湯に入れて飲むと疲労に効果のあるんだよ」
「おぉ、飲むだけでか!?すげぇな!」

それじゃあと探索に向かうクロムにまだあると言って足を止めさせる。
クロムと長話をしていたら羽京が来てくれるかもと、必死にクロムを食い止める。

「あと、ここに多分温泉地帯があるとと思うから…」

夜で見えづらかったが、探索ルートの近くで温泉地がある可能性があると印を地図に書く。

「あ、あくまでも可能性!多分ここまで来たら羽京さんの聴覚なら分かると思う」
「おぉ、ありがとうな」

村の入り口でなぜ来ないのか不思議そうにしているコハクと羽京にクロムとAは顔を向ける。

「うっ…」

こんなにも話しているのに羽京はなぜ来てくれないのか、探索に行く事を自分に何も言わないままほんとに行くつもりなのかと必死にクロムを食い止める。


「あ、あとねっ!!これも…フランソワさんに教えてもらったんだ」

フランソワに教えてもらった出汁パックをAはクロムに渡す。

「それと猪が取れたらね!スナあるでしょ?あそこ硬いけど!!」

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格下のカスもどき - 作者さん外国人説(勝手にすみません) (2月1日 19時) (レス) @page27 id: f23bfbddd8 (このIDを非表示/違反報告)
クリーム(プロフ) - マジモンの名無しさん» ご報告ありがとうございます!設定を変更しましたので好きな名前でお楽しみ下さい (11月27日 18時) (レス) id: 58b85f6ce7 (このIDを非表示/違反報告)
マジモンの名無し(プロフ) - フウ太が(人1)になってもうてる... (11月26日 17時) (レス) @page14 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クリーム | 作成日時:2023年11月22日 17時

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