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いったいアイツは…なんなのだろうか…そしてこの森は一体…

春に咲く花や…秋に咲く花…季節感がぐちゃぐちゃで…
南の方でしか見たとこのない木や虫…見たことのない生き物がたくさん生息している。


いろんな森が混ざった様な不思議な森だな……
こんな森は初めてだ…。
変なところに迷い込んでしまったなと、スナフキンはいつもの様に横になりこの森を抜け出すにはどうすれば良いかと考える。


「おかえり」


小さいヤツが戻ってくると、何か大きな葉っぱを僕に見せつける。

「ん?」

そっと僕の痛めた足にその葉っぱを包帯のように巻きつける。


「ありがとう、手当てをしてくれたんだね」


葉はひんやりとしていて気持ちがよく、これなら少しココで休めばすぐに腫れもひき通常通り歩けるそうだ。


「君はこの森に詳しいのかい?」


そう尋ねるとコクっと頷き、まるで君は?と尋ねる様に僕に手を向ける。


「僕はただこの森に迷い込んでしまっただけだよ、ここは変わった場所だね」


南に向いて咲く花もばらばらの方角に咲いている。
さっきまで夜だったのに今は夕日が空に浮かんでる本当に不思議で奇妙な森だ。


この森を抜け出すのはなかなか大変そうだな…

「さて…どうしたもんか」

花畑で仰向けになり考えていると、「また迷い込んだヤツを助けようとしてるのか」と地面から顔を出したのはモグラの様な生き物だった。

知り合いなのかコクっと小さいヤツは頷く。

「物好きな奴だな、助けたってなんの得にもならないのに」


そうバカにする様にモグラは小さいヤツに言うが、あまり気にしてなさそうにコクコクと適当に頷いている様だった。


「よくこの森には迷い込むヤツがいるのかい?」
「あぁ、アンタみたいな旅人が知ってか知らずかこの森に入り込んでは抜け出せず食われたり、姿を変えてしまう」

「姿を変える?」

「ここにずっといるとなぁ!あのバケモノの様な姿になったり、自分を失ったりするんだぜ」


言葉を失ったり、姿が変わってしまったり、自分自身がなんなのかわからなくなったりと…
そんな奴を何度か見た事があるとケケケケと人の不幸を楽しそうにモグラは語る。


「それは大変だな、君は平気なのかい?」
「俺はこのチビに案内されなくても、自分で掘った穴で元の場所に戻れるからな!」


他の旅人も助けていたのかとスナフキンは尋ねると、小さいヤツは首をゆっくりと横に振り、落ち込む様に肩を落とし地面にカリカリと何か書く

モグラ→←怖いヤツ



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クリーム(プロフ) - 匿名さんさん» わーー!すごく嬉しいです(๑>◡<๑)良い作品を作れる様に頑張ります!! (2023年3月21日 12時) (レス) id: 58b85f6ce7 (このIDを非表示/違反報告)
匿名さん(プロフ) - ああぁぁ小さいやつもスナフキンも超超かわいいです;;; 更新楽しみにしてます!⸜(> <⑉))⸝ (2023年3月21日 0時) (レス) @page1 id: 3945cd8343 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:キノコ | 作成日時:2023年3月20日 15時

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