放課後 ページ6
A「んんっ、はぁ〜！」
里桜「おわったね笑
…A、いまからすぐ帰る？」
A「え？んーん、森崎と一緒にお茶よ。
仕事の話があるの。」
里桜「あのねっ、その森崎さんなんだけどさ…
昨日の夜ね、メールしてたら来週誕生日なんだって…！
それで…その…」
A「…(ははぁーん…。あいつも抜け目ないわ〜。)
いいよ、プレゼントでしょ？
明日は空いてるから。」
里桜「っ！！
A〜、だいすきぃ！」
A「それとなく、森崎に聞いておくわ。欲しいものとか。」
里桜「ありがとうっ」
森崎「お嬢、おかえりなさい。」
A「森崎、おまたせ。
…ねえ、あなた欲しいものとか。ないの？」
森崎「そうですねぇ、
俺香水好きなんですけど、新しいやつ欲しいです。」
A「…そ。
あ、にいさん。森崎とまって。」
ウィーン…
真島「お…？
なんや。Aやないかい。
なにしとんねん。」
A「…なによその態度。
どうみても学校帰りでしょう？」
真島「…ほんまに刺青入れに行くんか。」
A「…いれたいけど。
…でもにいさんがダメってゆーなら従うわ。
いれなくてもわたしは真島組…なんでしょ？」
真島「そうや。」
A「…朝は、ごめんね。」
真島「もうええわ。
元気ないAは気持ち悪い。」
A「なによそれ！」
真島「ひゃははっ笑
せや、A。そろそろ銃の使い方とか覚えとった方がええやろ。
明後日から本格的にいろいろ教えるわ。
高校卒業したらお前もほんまの極道なるんやからな。」
A「いまの時期私って何になるの？」
森崎「…うーん、アイドルでゆう研修生ですか？」
真島「ええ例えやのぅ笑
いまはまだ実際の現場とかに行かれへんけど、Aは容量がええから、真島組の若頭になりそうやわ。
…だから、いまはまだなにかに首突っ込むのはやめぇ。ロンギャオの件はワシにまかせぇ。」
A「…なんだ。バレてたか。
コソコソしてたつもりなんだけど。」
真島「下手くそすぎや、
森崎。Aつれて先組戻っとれ。」
森崎「はい。」
A「えー、せっかくのお茶…」
森崎「組に甘い和菓子置いてますんで、それとお茶にしましょうか、お嬢。」
A「森崎、ないす！
…じゃあ、にいさんまたね。」
真島「ほなな。」
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作者名：Alice | 作成日時：2019年6月30日 1時
