騎士王と姫【炎炎ノ消防隊】 (ページ37)

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__女子会ページ37

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こうして、私の部屋で開かれた女子会。

何を話すかというと、それはもちろん…

アイリス「そういえば義姉さん。森羅さんとは
どうですか？」

プリンセス「と、特には…。」

『火華さんって、森羅の事が好きだったん
ですか？』

理由を聞くと、何でもこの間戦ったときの事が
関係しているそうだ。

プリンセス「そこで森羅は言ったのだ。“空に
向かって俺の名を叫べ、いつでも助けてやる”
“助けるのに義理なんていらない”と…。」

茉希「森羅！やるじゃない！！」

流石は森羅！ヒーローだなあ…！

プリンセス「そ…そう言うお前たちは、好きな人などはいないのか？」

アイリス「私は一応、修道女なので…。」

茉希「みんな私の事なんて、ゴリラサイクロプスだと思ってますからね…。」

『いや、誰も言ってませんから！』

プリンセス「…Aはどうだ？」

『え……』

好き……好きな、人……？

茉希「Aはアーサーでしょ？」

『エ"！？』

プリンセス「ほう、あの剣術を使う奴か。」

『あの…っ、』

アイリス「礼拝堂に二人でおられるところをよく見かけます！」

そんなところまで見られてたなんて…！！

ああもう、顔が熱い！！

プリンセス「……で？」

『…へ…？』

プリンセス「詰まるところ、お前はアーサーの事をどう思っているんだ？」

『私は……』

アーサーはいつも私を誉めてくれて、いつも
どこかで見てくれていて。

話していて楽しいし、会えば話したくなる。

これは、きっと……

『私はアーサーの事が……好き、です。』

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