〜解説〜 ページ9
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お久しぶりです。皆様。僕、鵯と申します。
さて、今作で第3作となるオリジナル短編集も好調なスタートを切らせていただきました。
本作はおもちゃ、いわゆる童心を大人に重ね合わせた作品です。大人と子どもの中間点にぶら下がっている僕がお送りしています。あしからず。
長々と挨拶を並べ立てても見苦しいものがあるので、早速解説を進めていきたいと思います。
1 . おむれつ
おむれつです。美味しい、温かいおむれつのお話。
2 . 妖の掟
ふらり、ふらりと縛られずに生きる話。
3 . 天使の無慈悲な微笑み
幼児の笑顔は大人にとって破壊力のある純粋さがありますよね。
4 .偽りの夫婦
家事代行のお話です。子どもから見ればままごとと何ら変わりません。
5 .白兎の憂鬱
はくとのゆううつ、と読みます。童謡『雪やこんこ』を題材に書いたスピンオフ作品です。
こちらは女性目線で書いております。
6 .白狐の焦燥
びゃっこのしょうそう、と読みます。童謡『雪やこんこ』をモチーフに書いた作品です。
こちらは男性目線のお話で、女性目線の1番の歌詞とは対照にこちらはよく知られた2番の歌詞です。
皆様は1番と2番の違いは分かりますか?
7&8 .長月兎のお茶会
『不思議の国のアリス』のお茶会のシーンが大好きなので三月ウサギと帽子屋さんを演じさせました。この中でアリス役は販売員です。
それでは小話はこのくらいにして、次のお話に参りましょう。そう難しい顔をなさらず。
あなたは想い出の中に入って子どもに戻っただけ。ならば貪欲に身を委ねて気に召すままに。
さあ、まだあなたは館の扉をノックしたばかり。一歩こちらに踏み出して。
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作者名:鵯 | 作成日時:2017年9月18日 11時