好きだなんて言わせないで！【角名倫太郎】

10 ページ10

「かわいーなーって。」

かわ、、！！？

「もー何言ってんの笑授業集中しろ！」

照れ隠しみたいなこと言っちゃった、、

角名くんのことだから、冗談で言ったんだろうな

うんうん、気にしない！

テスト近いんだし、集中しよう

……………………………………………………………………………

昼休みになった

凛は部活の集まりで、いないからぼっちなんだよね……

凛はバスケ部らしい。ぽいなーー

とりあえず寝たふり作戦！！


「おーーい！！Aー！！！！」

んぁ？誰かが呼んでる

顔を上げると、侑が手を振ってこちらを見ていた

「おー！侑じゃん！」

侑とは、ぶつかった時以来LINEとか、よく話したりしている

「最近どうや？」

「うーーん、いい感じじゃないかな」

くだらない世間話をしていると後ろから声がした

「何話してんのー。」

見上げると、角名くんがいた

「わっ、びっくりしたー！」

「角名やないか！」

「そっか、 バレー部で仲良いんだね」

「仲良くは無いけど、一応的な？」

角名くんがそう言い、笑う

「なんでやねん！俺ら仲良いやろ！！！」

角名くんが爆笑してる、つられて私も笑った

「あ、せや。A、急やけどバレー部のマネージャーやらん？」

え？急すぎない？？

「いいね。A、向いてるんじゃない？」

……

勇気を振り絞るのよ。A……

「や、やってみたい……かも」

11→←9

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す