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ある日の昼
凛と普通に昼飯を食べていた
そろそろ、私も学校に慣れてきた
友達も凛以外にそこそこ増えたし、勉強も進んでいる
「A、最近調子良さそうやね!!!?」
凛の声は、元気が良すぎてたまにびびるんだよなぁ……
「うん、そこそこ調子良いと思う」
「そこそこってどーゆー意味!? 恋愛はどうなん?」
凛がニヤニヤしながら言ってきた
恋愛かぁ……
考えていると、なぜか角名くんの顔が浮かんだ
うわあああ、!何考えてんの!!
ち、違うってば!!
「A?なんでそんなうろたえてんの?」
「い、いや!なんでもないよ!!」
ふぅー。落ち着け。
私は好きな人などいない。
この間のドキドキは何も無かった。
私はやけくそでご飯を口に放り投げた
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授業中
今日はなぜか、隣の角名くんが珍しく起きて授業を聞いている
私も、授業に集中しよ
黒板にぎっしり板書された英文を急いでノートに写す
ん?
なにか、視線を感じる……
隣を見てみると、頬杖をついて、角名くんが私の事をじーっと見つめていた
びっくりした……
ドキドキしてる
「な、なんか私の顔についてる??」
すると角名くんがふっと微笑んで
「かわいーなーって。」
は?
全私が固まった……
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作者名:みみ | 作成日時:2024年3月18日 2時