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傑side
傑「みんなおはよう。」
硝「あぁ。はよ。」
悟「つっても、どっかの誰かさんはまだ夢の中だけどな」
傑「はぁ…。またかい?」
悟「いつものことだろー。行ってこーい傑ー」
硝「行ってこーい。くれぐれも襲うんじゃねぇぞー」
傑「はぁ。私にそんな趣味はないよ。」
彼女。末永いろはを起こすのは毎回私の仕事だ。
彼女は毎回寝起きが悪いし、正直大変だ。
そう思いながらも部屋のドアをノックする。
傑「いろは?いつまで寝ているんだい?もうみんな教室に
いるよ。」
まぁ私がこんな声をかけてもいつも通り返事は無い。
最初はちょっとは抵抗があったけれどもう最近は返事も
聞かず、部屋に入ることにしている。
傑「いろは?入るよ?」
そう言い入ると珍しく彼女は起きていた。
傑「起きているなら返事くらいしてくれ。心配したんだよ?笑」
そんな言葉をかけると彼女は私の顔を見て目を見開いていく。
い「傑、、、。」
彼女は目に涙を溜めながら私の名を呼ぶ。
傑「え、?どうしたんだい?」
彼女は泣きながら抱きついてきた。
いつもだったら私の顔を見て2度寝するのに。
傑「ほんとにどうしたんだい?怖い夢でもみたのかい?」
い「バカッ。うるさい。黙れ。」
心配の気持ちももちろんあるが、いつもは甘えてこない彼女
だから少し幼く可愛く見えてしまう。
私はそっと彼女の頭を撫でた。
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作者名:い・ろ・は・す | 作成日時:2023年7月30日 0時