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『ただいまー』
そう言って誰もいない部屋に挨拶をする。
呪術師をやめて約5年が経った。もう普通の社会人の
生活にもだいぶ慣れてきたところだ。
『あー。そうえば押し入れ整理しなきゃな。』
長年サボってきた押し入れ整理に手をつけようと思った
今日この頃である。
押し入れ整理はなるべくしたくない。理由はめんどくさい。
それも、もちろんある。だけど、一番の理由は
『やっぱり懐かしいな。この写真。』
同期4人で肩を組んで撮っている写真。
これを見てあなたを思い出したくないからだよ。
呪術師をやめて5年は経つが後悔はしていない。
多分あのまま呪術師を続けていたら私は壊れていたと思う。
でも過去に戻ってもう一度呪術師をやるならば私は
あなたを助けたいよ。夏油傑_____
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作者名:い・ろ・は・す | 作成日時:2023年7月30日 0時