二日目 ページ5
ただ単に海外に行くだけだったら一緒に行こう
そう言ったって良かったかもね
A 『それは駄目…』
と申し訳なさで言うと
rb 「俺のこと…嫌いになったん？」
と言われ胸が苦しくなる…
rb 「なぁ…本当に海外に行くの？」
A 『…！？いや…その行くけど』
rb 「今ドキッとしたろ？抱いてるから分かるで？で？ほんとはどうなん？どうしたん？」
本当にエスパーかよ！ってくらい聞いてきた
A 『誰にも言わない？秘密にしてくれる？』
ロボロに言ったらどんな顔されるだろうか
A 『落ち着いて聞いてね…実は…』
【残り余命二週間くらいなの】
rb 「は？…え？は？なんでや！…えっ？本当なん？？？どっきりとかだよ…な？」
A 『…』
rb 「なんで…もっと前から言ってくれなかったん…？」
と言う震えた声が聞こえた
すると私の肌に水滴が触れた自分の涙かと思ったらロボロの涙だった
rb 「なんでやぁ…俺にできることはあるんかぁ…？ｸﾞｽｯ……なんでや…出来るもんなら俺が変わってやりたいぃ…」
と数分間私の耳元で呟かれた幼児のように服が濡れるまでずっと泣き続けた
そして私はその現実を受け止めるしか方法はなかった
数時間ずっと泣き続け泣き疲れたのかあっと言う間にすぅーすぅーと眉間にシワを寄せながらロボロは寝てしまった
A 『…風邪引くよ…』
そう言い私より一回り小さな体をベットに運ぶ
が元柔道部だからかその体は意外とがっしりとしていた
ベットに寝かせ毛布をかけると
rb 「行かんてぇ…」
と私の服の袖を掴んできた
A 『…もう行かないとねありがとう
そしてさようなら』
そう言いロボロの家を出た
現実をそろそろ真面目に受け止めなきゃ…
残り…12日かな
スマホを手に取る
Aねぇねぇ!明日暇だったら遊びに行かない?
とメールを素早く打つ
???おっ!Aー!!ええで!!んじゃぁカラオケでw
と直ぐに返信が来た
明日も万全な状態で遊べるかなぁ
死期が近付いてきていることがすごい分かる
体が可笑しい
思うように動かない
そろそろやばい…
まだ楽しみたいです神様。
いいですよね？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 69人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いなりずしぃ(プロフ) - ( ˙-˙ )さん» お返事遅くなってすみません！ありがとうございます！！これからも頑張ります！ (2022年1月5日 11時) (
レス) id: 7b3758ecbb (このIDを非表示/違反報告)
( ˙-˙ ) - とても心に刺さりました。これからも応援しております。 (2021年12月17日 5時) (レス) id: 243e11f388 (このIDを非表示/違反報告)
( ˙-˙ ) - とても心に刺さりました。これからも応援しております。 (2021年12月17日 5時) (レス) id: 243e11f388 (このIDを非表示/違反報告)
いなりずしぃ(プロフ) - shoくんのくんをつけ忘れた…() (2021年11月28日 16時) (レス) id: 7b3758ecbb (このIDを非表示/違反報告)
いなりずしぃ(プロフ) - みうせいさん» コメントありがとうです！ショッピは最後の方ですフフフフ…お楽しみに…ニヤニヤ🦊 (2021年11月28日 16時) (レス) id: 7b3758ecbb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いなりずしぃ | 作成日時：2021年11月20日 3時
