六日目 ページ13
ut 【余命２週間なんやろ。知っとるよ。】
と虚ろな瞳で口角を上げながらそう言い私を見てきた
その瞳は宝石のように青くそして黒かった。
A 『どうしてそれを…』
ut 「んなの単純なことよ、ロボロから連絡が来たんだよ」
と普段よりも少し低い声で言う
A 『ロボロ…』
そうか…ってことは残りにも伝わってるのかな
A 『コネシマには伝わってたり…』
と言い終わる前にうんと一言言われた
やっぱり…そうか…
コネシマには伝わって欲しくは無かったな…
というよりは誰にも伝わって欲しくはなかった
A 『皆…驚いてた？』
ut 「うん。もちろん。」
A 『鬱…も驚いた？』
ut 『うん。』
その後は数分間二人で空を見つめていた
とっても青く透き通ってる
ut 「…Aちゃん。俺ずっと言えんかったことがあるんやけど…
ずっと前から今も愛しているで」
そう優しい笑顔で言われ抱かれた
抱く手には力が震えるほどこもっていて時々ｸﾞｽｯ…と言う鼻を啜る音が聞こえた
本当は辛くて、悲しいはずなのに…泣きたいはずなのに心配は掛けまいと泣かずに我慢しているのだろうか…
私は抱かれた状態で鬱先生に手を伸ばし背中を撫でて
A 『辛かったよね…』
と言った
すると感情の紐がほどけたのか子供のようにぴーぴーと顔をぐしゃぐしゃにしながら耳元で
ut 「死なないでくれぇ…やっぱり一緒に居たいねんな…」
といっぱい囁かれた
好きな人の死を受け止めることなんて簡単なことじゃない。その事実から目を背けるものもいれば受け止めないものだっている
って改めて学んだけどこれ以上活用されることはないんだよなぁ…
A 『大先生、私は大先生の笑顔が見たい。ひまわりのように明るい笑顔が見たいよ。』
と言うと
ut 「ほんますまんな」
と言い無理やり口角を上げて笑顔をつくって見せた
A 『最初で最後のデートでもしよっか』
と気を取り直して鬱先生の手を握り花畑に中に突っ込んだ
この時は体調なんか全く気にしないで遊んだ
こんなとにが続けばいいのに…
な、神様。
ut 「神様もAも反則や…」
と目に涙を浮かべ笑顔で小言を述べてた
ーーーーーーーーー
スマホを開くと現在進行形で81！？バグってません！？
ありがとうございます！！
もうてんきゅ…
がんばります🦊
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いなりずしぃ(プロフ) - ( ˙-˙ )さん» お返事遅くなってすみません！ありがとうございます！！これからも頑張ります！ (2022年1月5日 11時) (
レス) id: 7b3758ecbb (このIDを非表示/違反報告)
( ˙-˙ ) - とても心に刺さりました。これからも応援しております。 (2021年12月17日 5時) (レス) id: 243e11f388 (このIDを非表示/違反報告)
( ˙-˙ ) - とても心に刺さりました。これからも応援しております。 (2021年12月17日 5時) (レス) id: 243e11f388 (このIDを非表示/違反報告)
いなりずしぃ(プロフ) - shoくんのくんをつけ忘れた…() (2021年11月28日 16時) (レス) id: 7b3758ecbb (このIDを非表示/違反報告)
いなりずしぃ(プロフ) - みうせいさん» コメントありがとうです！ショッピは最後の方ですフフフフ…お楽しみに…ニヤニヤ🦊 (2021年11月28日 16時) (レス) id: 7b3758ecbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いなりずしぃ | 作成日時：2021年11月20日 3時
