検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:542 hit

-10- ページ10

.









あれから私達は







店前で会ってはアイコンタクトを取っていた






ジョンウォンは仕事が終わったら






こちらをジッと見つめた後、ニコっと笑いかけてくる







ドキ.......






長めの黒い髪がなびいて耳にあるピアスが揺れる。







その後、ジョンウォンはすぐに歩いて行った








もちろん路地裏から出る道は一つしかないので





ジョンウォンの後を追うように




歩き始める。







出たところで、丁度ジョンウォンが立ち止まり





振り向く






JW「あーお腹すいた。ご飯。食べ行かない?」





首に手を当てながら、俯きがながら言うジョンウォン





『え...ご飯?』






今まで仕事後は話さなかったのに、なぜ?






『別にいいけど....」








.







.









もくもくとラーメンを頬張るジョンウォン





口の中いっぱいでなんだかかわいい...笑





JW「.....なに?」




『いや、可愛いなぁって。』





ジョンウォンは少し頬を赤らめて


水をゴクゴクと飲み干す





『ヤンジョンウォンが...照れてる?』



JW「そんなわけないだろ....」



『ふふっ笑』



JW『笑ってないで食べろよな』




拗ねちゃって。笑




関わりたくない存在だったのに、



今はもっとこの人の事が



気になる。




だけど.....





『ケホッケホッ....』



JW「お前、辛い物もしかして苦手か?」



『ちがうし....ケホッ....』



JW「はははっ笑笑」




お腹を抱えて笑うジョンウォン





JW「口の周り真っ赤だな?」




『うるさい。』




JW「はははっ笑」































そんなこんなで、




私達は、新学期を迎えた。











ハユン「2年だね〜〜同じクラスがいいねー」


『うん!そうだね!!』





クラスが表記されている紙を



ひだりから順に見回していく





“ヤンジョンウォン”





そのクラスには私は、、いない、か。






『はあ....。』





JW「何ため息ついてんの?」



『わっ!ジョンウォン....!びっくりした。』



JW「一緒が良かったね。」



『い...いやだよ....バレたら...』





「Aちゃん!クラス一緒だからよろしくねー!」




たまに話しかけられる隣のクラスの人だ....



とりあえず愛想ふっとこ。




『うん!嬉しい!宜しくね!!』





JW「お前がめんどくさいから愛想ふってるだけだよ。Aは。」



「は....?なにお前?」














.

-11-→←-9-



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
7人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2023年5月17日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。