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ジョンウォンside
NK「ヌナ?」
やけに騒がしいと思えば
何者かがAの顔を覗いていた
見たことあるな....
そうだ、あの集会の時にAと話していた男だ。
JW「また男か.....?」
別に関係ないのに腹立たしい
元々Aの事は嫌いだった。
男好きなのが見え見えで、
あんなわざとらしいのに騙される男も。
けど、その子にはどうしようもない苦しみがあった。
それを知った時、似てると思ったんだ。
分かり合えると思ったんだ。
全力で、助けたいと本気で思った。
仕事の後に会うようになってから
あの子はたくさん話しかけてくれるようになった。
みんなビビって誰も話しかけてこないのに。
でも....
Aにひっつく男があまりにも多いな.....?
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仕事が終わって家に帰れば
「おい?!」
またか.....
いいじゃないか、もう慣れてることだ
いつものように札束の入った封筒を差し出す
「これだけか....?これだけしか稼げないのか?!」
『ごめん、父さん。』
パチン!頬に鈍い痛みが走る。
その後すぐに蹴り飛ばされ、
首を強く絞めつけられる
もう痛くもない
この際もう殺してくれよ
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作者名:桃 | 作成日時:2023年5月17日 2時